著者 : 池中織奈
ベルレナとして新しい身体にも生活にもなれてきたある日、父親になったディオノレにとある提案をされる。連れられて向かった先は、精霊や獣人、樹人など、様々な種族の集落だった。ディオノレと同じ獣耳を着けたり、新しく錬金術を学んでみたりーベレルナに友達が増えていく。しかし、出会いには別れもある。傷ついて命の火が消えそうな精霊獣に、一つの卵をベレルナは託されて…。イケメンパパと送る第二の人生、2巻スタートです!
クイシュイン公爵家の長女であるベルラはある日、魂だけとなり身体を別の魂に奪われてしまう。魂の受け入れ先を失いさまようベルラは、魔導師のディオノレと出会うのだった。彼から、魂だけの存在はいずれ消えてゆくと教えられ悲嘆にくれるベルラに、ディオノレはひとつの提案をもちかける。それは、彼が長年研究している人造の身体“ホムンクルス”をベルラの身体とすることー。こうして、ディオノレがパパとなり新たな生活がはじまった!!
私の名前はオティーリエ・シェフィンコ。公爵家の一人娘にしてー王太子妃から“悪役令嬢”と評されたはじかれ者。しかし、貴族学園での二年目を迎えた頃、二人の友人が出来てしまった。一人は王太子妃の寵愛を受ける少女ナーテ。そして、男子留学生のイフムート。貴族社会では忌避され続ける私だが、三人で充実した学生生活を終えようとしていた。「これより、貴様の罪の断罪を行う!!」しかし、卒業パーティの最中、第二王子たちが私の罪を暴くと決起する。そこには、彼らを扇動してきた王太子妃の姿も…。「神に誓ってそのようなことはやっておりません」これは理不尽な悪意と謂われない悪評に晒されながらも、気高く生きる令嬢の成長物語。
私の名前はオティーリエ・シェフィンコ。高名なシェフィンコ公爵家の一人娘にしてー自他ともに認める嫌われ者である。あれは五歳の、初めて公のパーティーに参加した時のこと。私はそのパーティーで貴族社会から拒絶された。理由は、未来の王太子妃に「悪役令嬢」と断罪され、一方的に忌避されてしまったから。以来、孤立し続けてきた私だが、貴族の子息令嬢が通う学園に入学することに。そこで私は、謎多い男子留学生と王太子妃の寵愛を受ける「運命」の少女と出会うー「嫌われ者だろうとも、公爵令嬢ですもの。その名に恥じない振る舞いをしたいだけですわ」これは理不尽な悪意と謂われない悪評に晒されながらも、気高く生きる令嬢の成長物語。
獣人やエルフ、そして民族たちと新しい村で生活をはじめたレルンダ。すると、人間たちに捕らわれていた獣人たちが、逃げのびてこちらに無事合流!涙ながらに再会を喜んでいたのだが、因縁深いミッガ王国の騎士も同行していたので一転、村は混乱に陥る。さらには、謎の多き『翼を持つ者』がやってきて、「我々の神と会ってくれ」とお願いされ…!?ずっと秘されていた『神子』の真実が明かされる、第5巻!
新天地に辿り着き、仲間たちと新たな村づくりを始めたレルンダ。自分の力が起こす不思議な現象に、『神子』であると自覚し始めた一方、『神の娘』と呼ばれている民族の少女フィトが自分と似た存在なのかが気になる。フィトの正体を確かめようと思っていると、村に新たな訪問者が!双子の姉が『偽神子』だと気づいた神官イルームがレルンダを探しに来たのだ。彼はレルンダを強制的に大神殿へ連れて行く気なのか、それともー?
エルフが仲間に加わり、安住の地を求めて旅を始めたレルンダ。『神子かもしれない力』を過信せず、契約した精霊フレネに魔法を教えてもらいながら日々努力中!モフモフなグリフォンたちにも協力してもらって新しい村を作り始め、これからが楽しみ…なはずだった。ところがある日、森で魔物に襲われていた民族を助けると、「一緒に住まわせてくれ」と交渉してきた。一筋縄ではいかない相手に苦戦する中、レルンダの周りでは不思議な現象が起こり始め…!?捨てられ幼女が『神子かもしれない』ことに向き合う第三巻!
実は『神子』かもしれない、影の薄い妹レルンダは、いつもどおりモフモフに埋もれる生活を楽しんでいた。しかし、王国の人間たちに獣人の村が見つかりそうになってしまい、急いでお引越しをすることに。森の湖で出会ったエルフの村に招かれるも、なんだか様子が変?どうやら大事な精霊樹に魔物が棲みついているらしい。人間嫌いのエルフたちとも仲良くなりたいレルンダは、みんなで協力して魔物を退治しようとするがー!?「精霊と、契約できるかな…?」新たな仲間は精霊!?捨てられ幼女の成長物語、第二巻!
双子の姉は美しさゆえに『神子』として保護されたが、影の薄い妹レルンダは、魔物が蔓延る危険な森に捨てられてしまう。独りぼっちのレルンダは行き倒れを覚悟するがー森で最強の魔物グリフォンと空を飛ぶ馬に助けられ、うっかり契約してしまった!「姉と違って特別じゃないのに、いいの…?」さらには獣人と心を通わせたり、不思議な力に目覚めたりして、どうやら本当の『神子』はー!?