著者 : 沖田臥竜
『ムショぼけ』『インフォーマ』の著者、最新作! 震える、笑える、そして痺れる。ぴっかぴかのヤクザ小説、爆誕! 装画 南勝久(『ザ・ファブル』) 懲役専門用語解説付き 関西ヤクザ界に「ヒットマンブラザーズ」の異名で知られる危険な男、天空会の萩原紅。 懲役囚だが刑務所内に絶大な影響力を持ち、不自由ながら懲役の面白さを感じながら刑期を過ごしていた。 やがて出所し組に戻った萩原が引き起こした、構成員1万人とも言われる大川連合とのもめ事。10人の組員しかいない天空会だが、誰も引く気はない。 難しいこと考えて、こぢんまりまとまっても、しゃあないーーそして、また熱い日々がやってくる。
〈各所で絶賛の嵐!ドラマ『インフォーマ』(桐谷健太・主演)。その唯一無二の世界観を引き継いだ、第二章の幕が開く。木原慶次郎、バンコク、そしてSNSの闇へーー〉 小説『インフォーマ』の続編が早くも登場。 あのコンビが帰って来る! 政治経済、芸能界はもちん、裏社会の情報にまで精通する「インフォーマ」を名乗る木原慶次郎と週刊タイムズ記者の三島寛治が再び巨悪に挑む。 今回の相手は、SNSを駆使して日本中で犯罪を繰り返す新手のマフィア組織。その拠点があるタイ・バンコクへと2人は向かうが、真の敵として浮上したのは意外な人物だったーー。 元ヤクザにして豪放磊落な木原と取材能力よりも厄介を招く才能に長けた三島が下りなす「クライムアクション小説第二弾」
【早くもテレビドラマ化決定の話題作】 Netflix全世界配信、関西テレビ・2023年1月放送開始 出演=桐谷健太・佐野玲於 パンデミック、暴力団抗争、永田町の権力闘争、未解決殺人事件…実在の事件や出来事を織り交ぜ生まれた「リアル・フィクション」の決定版 週刊誌記者、三島寛治の日常はひとりの男によって一変させられる。その男の名は木原慶次郎。クセのあるヤクザではあったが、木原が口にした事柄が次々と現実になる。木原の奔放な言動に反発を覚えながらも、その情報力に魅了された三島は木原と行動をともにするようになる。そして、殺人も厭わない冷酷な集団と対峙することに‥‥。 社会の表から裏まで各種情報を網羅し、それを自在に操ることで実体社会を意のままに動かす謎の集団「インフォーマ」とはいったい何者なのか⁉
14年間の獄中生活を経て出所した元ヤクザ・陣内宗介は、社会や文化、そして友人や家族の変化に惑わされる、まさに『ムショぼけ』状態だったーー。 しかし、宗介は持ち前の侠気と愛される人柄で奮闘。怒りと笑いと涙が飛び交う日々の中、家族も仲間も、そして宗介自身も、どんな時代でも変わらぬ「大事なもの」と向き合いつつ、成長していくのだった。 名優・北村有起哉さんの初主演ドラマとしても高い評価を得た『ムショぼけ』(2021年10月〜12月/ACBほかで放送)。 現在、NetflixやU-NEXTなどの配信での再生も好調で、SNS上にも多くのコメントが寄せられている。 本書は、そんなドラマ『ムショぼけ』の「その後」を、原作者・沖田臥竜が描き下ろした快作である。 ●ヒロイン・リサとの出会いの裏にあったエピソード ●息子・カイト、娘・ナツキとのあらたなる関係 ●ジョニー、ナリキン社長…個性的なキャラ続々登場 ! ●HIRO、平松、さとし…おなじみの仲間はどうしてる? ●名脇役・夜勤部長との別れ ●宗介はやっぱり、まだボケているのか? 『ムショぼけ』誕生までの裏側を綴ったエッセイの数々も収録 主人公と同じく、長期の社会不在をしいられていた筆者が、夢だった小説家デビューを果たし、自作のドラマ化を掴むまでのリアルな道程は、夢を忘れた現代人の胸に突き刺さるはず。そこには、ドラマとは異なる、もうひとつの『ムショぼけ』が繰り広げられていたのだ。
デビュー作「生野が生んだスーパースター 文政」を超える快作が誕生! 元山口組二次団体最高幹部が描く〈 リアルすぎるアウトロー小説 〉 まさに「事実は小説より奇なり」。 関西アウトロー業界の超有名人“文政"を筆頭に、多士済済、魑魅魍魎の濃密すぎる「泣き笑い」、そして「生」と「死」。 カネ、ドラッグ、暴力、オンナ、任侠道…… アツすぎる「男たちの生き様」。 ディープすぎる街、兵庫県・尼崎を舞台に、常識破りのアウトローたちが織りなす群像劇。