著者 : 浅丘邦夫
ノーチ 夜ノーチ 夜
人情味あふれ、端正にして典雅。卓越した筆致でたどる戦国の世から軍国明治、現代のビジネス社会まで。軍神に生気を吹き込み、等身大に描く表題作「ノーチ 夜」をはじめ、庶民によりそう「帽子」「小さな砦」など、物語の醍醐味を堪能。珠玉の短編小説集の誕生です。 挫けぬ人 小さな砦 ノーチ 夜 庭の千草 帽子 碁仇
帰ってきたパードレ きりしたん物語帰ってきたパードレ きりしたん物語
登場人物は多士済々です。江戸のキリシタン屋敷の奴婢。河内の流浪修道士。島原の乱の絵師。陸奥の支倉家の人びと。八丈島の宇喜田秀家。大友宗麟と老侍女。若き日の細川ガラシャ。遣欧使節の正使・ソテロ・・・。透徹した史観。逝きし者への熱い思い。研ぎ澄まされた熟達の筆致。キリシタン小説の白眉の誕生です。 長助と、はる アントニオ三箇伝 うもんさと、なぎさ 清兵衛の事件簿 約束の島 王の結婚 奥方の貞節 帰ってきたパードレ
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