著者 : 浅田宗一郎
涙のあとに、微笑みを涙のあとに、微笑みを
幸道光り子。1973年、尼崎の長屋「さつき文化」で生まれる。幼ななじみで母子家庭に育った江口明、作家志望で繊細な西条司、父親が「京野不動産」社長である京野麗奈らとともに青春時代を過ごした彼女は、貧しい家庭で生まれ育ったため、堅実に生計を立てられる銀行員を目指していた。そんな光り子に転機が訪れる。きっかけとなったのは、1995年のあの大地震だったー。
お坊さんがくれた 涙があふれて止まらないお話お坊さんがくれた 涙があふれて止まらないお話
仕事や人間関係で疲れてしまった心をじっくり癒してみませんか。本書は、現役住職である著者が紡ぐ、思わず涙が出てしまう16の短編集です。登場する16人の主人公たちはみなつらい挫折を経験します。しかし、家族や愛する人との絆により、生きる力を回復していくのです。主人公たちのひたむきな生き方と周囲の人のやさしさに触れることで、心が温かく前向きになれるお守りのような一冊です。講話が大人気の現役住職が書いた、お守りのような物語。
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