著者 : 浦和篤樹
悪役令嬢は大航海時代をご所望です2悪役令嬢は大航海時代をご所望です2
遂に大型船の建造開始よ! なのにその矢先、王国の魔道具特許利権貴族グループ『賢雅会』が妨害に動き出した。彼らはゼンボルグ公爵家の力を削ごうとひたすら腐心してきた古参貴族。だけどゼンボルグ公爵家が『マリエットローズ式』の新機構を搭載した魔道具を売り出したものだから大慌て。だって素晴らしく画期的で、かつ世紀の大発明だから! でも妨害になんて負けないわ。 新たに4つの魔道具を作って、真っ向勝負してあげる!
悪役令嬢は大航海時代をご所望です(1)悪役令嬢は大航海時代をご所望です(1)
前世の記憶が甦り乙女ゲームの悪役令嬢マリー(2歳)に転生したと知った私はすぐ動き出した。なぜなら一族もろとも断罪で処刑されるから! 何とかしようにも領地は西の果て。貧乏だ田舎者だと馬鹿にされ、経済的な嫌がらせまで! でも、私は知っている。果てと言われた領地の更に西、海の向こうには新大陸が広がっていることを! 本編開始まであと十年足らず。大海原進出を目指して『ゼンボルグ公爵領世界の中心計画』発動よ!
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