著者 : 清水マリコ
日曜日のアイスが溶けるまで日曜日のアイスが溶けるまで
二十六歳のOL京子は、テレビで偶然見かけた競馬中継で、その場所が初恋の少年に出会った思い出の場所であることに気づく。競馬場の中につくられたジャングルジムのある児童遊園。日曜日に思い立って、その場所を訪れた京子は、そこで当時のままの十歳の初恋の少年に出会う。少年らしい純粋さとわがままな側面をあわせ持つ少年に京子は惹かれていき、毎週日曜日になるたびに、思い出の場所に出かけるようになる。少年とのデートを重ねるうち、京子は十歳の少女だった頃の心に戻り始めるのだった。初恋の少年ともう一度恋に落ちるファンタジックな物語。
日曜日のアイスクリ-ムが溶けるまで日曜日のアイスクリ-ムが溶けるまで
ある日曜日、ほんの思いつきで初恋の思い出の場所を訪れた26歳のOL京子は、そこで初めて恋をした少年と再会する。彼は、なんと当時-10歳の時の姿のままだった。子供らしい純粋さとわがままさをあわせ持つ彼に惹かれ、京子は毎週日曜日になると、彼に会いに行く。そして、少年とのデートを重ねるにつれ、京子の中の時間は逆行して、10歳の少女の心に戻り始める-。注目の作家が描く、ファンタジック・ストーリー。
うろつき童子(1)うろつき童子(1)
三千年に一度、長き眠りから人間界に蘇生するという伝説の超神。いまその覚醒のときが迫る。この超神を捜し出すべく、獣人界からやってきた天邪鬼。だが一方、超神の目覚め前に抹殺をたくらむ摩界族も、ひそかにこの人間界に潜入してきていた。私立盟神学園中等部の南雲辰夫は、はたして本当の超神なのか。いま妖気をいっぱいに充満させながら、超神をめぐる巨大なバトルが始まる。不可思議なパワーとエロティシズムが激しく噴出する、スーパーSFホラーの大作エンタテインメント第一巻、ここに完成。
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