著者 : 清水孝純
ドストエフスキー『悪霊』の概要展望と深層構造ドストエフスキー『悪霊』の概要展望と深層構造
われわれは今、「悪魔の黙示録」の世界を生きているのか? ドストエフスキー生誕200年をすぎて、21世紀の今日また切実さをもって甦る名作を、長年ドストエフスキー研究・比較文学に携わってきた第一人者が徹底解析する。 これは「悪魔のヴォードヴィル」を内包する黙示録的世界なのだ。(本文より) スタヴローギンは何故自殺したのか? ピョートルはメフィストーフェレス? ドストエフスキー版『父と子』の物語。
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