著者 : 渡辺裕之
自衛隊出身の捜査官、朝倉俊暉の闘いを描く「オッドアイ」第11弾!事実無根のゴシップ記事によって活動停止を余儀なくされた特別強行捜査局。マスコミの追及から逃れるため、海上自衛隊の海賊対策派遣への参加を命じられた朝倉だが、派遣先のジブチで何者かに拉致されてしまう。朝倉救出のために動き出す特捜局の面々、NCIS(海軍犯罪捜査局)、そして傭兵代理店。特捜局は朝倉を奪還し、解体の危機を乗り越えられるのかー。
横須賀で行われた国際観艦式にて、朝倉はNCIS(海軍犯罪捜査局)のハインズから捜査協力の依頼を受ける。式に参加中の米空母でロシア諜報員を追っていた捜査官が殺されたのだ。急遽現場に赴いた朝倉だが、艦内では第二の殺人がー。朝倉たち「特別強行捜査局」は真実に辿り着けるのか。自衛隊出身の警察官、朝倉俊暉の闘いを描く「オッドアイ」第10弾!
特別強行捜査局の朝倉の元に、海軍犯罪捜査局(NCIS)のハインズが訪ねてきた。米海軍の最高機密情報漏洩の疑いがあり、極秘捜査を手伝ってほしいという。その矢先、朝倉が襲撃され、中国中央統戦部の工作員と間違われた可能性が浮上する。中国内部の複雑な事情から、元公安調査庁・特別捜査官の影山もその男を追っており…。日本を舞台に、水面下で激化する米中の対立を朝倉たちは止められるか。元自衛官の警察官が活躍する「オッドアイ」第9弾は、大国同士の謀略と危険な情報戦!
深夜の横須賀どぶ板通り。米兵が複数箇所刺され、死亡した。「日米地位協定」によって捜査権は米軍側にあるが、危機感を募らせる神奈川県警に協力すべく“特別強行捜査局”の朝倉たちが捜査に向かう。目撃者を捜している最中、なんとSNSに米兵殺害の瞬間が公開されてしまう。その上、第二の事件まで!?各国の思惑と悲壮な事件が絡み合い、朝倉たちの身にも危険が及ぶー。元自衛官の警察官が活躍する「オッドアイ」第8弾は、世界の不均衡が生んだ“悲劇”の幕開け。
結婚式当日、幸せ絶頂の朝倉に連絡が入る。自衛隊時代の親友・田村がスリランカで爆弾テロ事件に巻き込まれ、行方不明になったという。いてもたってもいられなくなった朝倉は自身の結婚式を中止し現地へ。目撃情報から、当時田村と一緒にいたと思われるスリランカ軍人と共に連れ去られた可能性が浮上する。テロと拉致。二つの事件は偶然か、それともー。田村の行方を追う朝倉たち“特別強行捜査班”の前に、スリランカを取り巻く大国の思惑が立ち塞がる。元自衛官の警察官が活躍する「オッドアイ」第7弾。
特命捜査対策室九係は、「現行の捜査に対して、疑問=Qを持った事件」について、別の切り口で捜査する。故に、一歩間違えば、即廃止という崖っぷちの部署である。交通事故死した保坂敦の後を追って、妻が自殺。保坂の死を調べると、中国で臓器移植していたことが判明。手がかりを探るため、岩城は北京へと飛ぶ!現地で岩城に接触してきた美女。その正体は!?
寺脇京介が目の前で凶弾に倒れたー自責の念から単独で犯人グループを追うも、ドイツで拉致された明石柊真。からくも脱出に成功し、狙撃手の情報を得た柊真は南米に向かうが…。一方、別ルートで捜査していた藤堂浩志らも南米へ。京介はなぜ殺されねばならなかったのか。謎の組織“クロノス”の正体とは?狙撃手を追い詰めたその時、リベンジャーズに最恐の罠が!
浩志率いる傭兵部隊“リベンジャーズ”に参加した明石柊真は、イラクでの活動中、何者かに狙撃され、仲間を目の前で殺されてしまう。復讐を誓った柊真は、犯人の手掛かりを握るテロリストを追って単身パリへ。その追跡の最中、テロを未然に防ぐも、犯人として誤認逮捕され…。仲間の死の背後に蠢く国際犯罪組織の正体とは。傭兵代理店は次世代を迎え、新たな戦いへー。
ある日、沖縄の米軍居住地でゴミ回収業者が発見した麻袋。そこに入っていたのは、なんと身元不明の生首だった。さっそく現地へ極秘捜査に向かった特別強行捜査班の朝倉俊暉だったが、彼の前に日米地位協定というあまりに厚い壁が立ちはだかる。元自衛官の警察官が活躍する「オッドアイ」第6弾は、シリーズ最大の問題作!
鹿児島県の離島・虫が島沖で、身元不明の死体が六体見つかった。辺野古にかわる基地候補地の極秘調査中だったため、トップシークレットの案件として朝倉に助実が要請されることに。虫が島へ新規の駐在員を装って転任し真相を探る朝倉に、敵意をむき出しにする島の住人たち。次第に朝倉の生命に危険が迫る。大スケールの警察小説、待望の第四弾!
交番勤務中の岩城は、新設された特命捜査対策室九係への配置転換を命じられた。九係は、「現行の捜査に対して、疑問=Qを持った事件」について、別の切り口で捜査する。故に、一歩間違えば、即廃止という崖っぷちの部署である。現場に残された折り鶴に着目し、自殺と判断された事件を再捜査すると…。十二年前に起きた母娘心中事件の真相が浮かび上がる!
ヴェネチアの仮面舞踏会の渦中、米国を除く主要5カ国で秘密会議が開かれた。情報局の依頼を受け会議に潜入した、元公安調査官でフリーエージェントの影山夏樹。だが会合の最中、何者かに催涙ガスをまかれ、要人が殺害された。新たな依頼を受け、接触してきたCIAの女性諜報員と共に、犯人の行方を追う夏樹。だがその犯人は、最強の殺人者だった…。“冷たい狂犬”に魔手が迫る!スケールアップの国際謀略アクション第4弾。
グアム米軍基地で軍人を狙った首斬り殺人が頻発。数年前の日本で起きた惨劇との類似に、殺人鬼復活かと関係者は震撼する。米国海軍、空軍、中央保安局それぞれの思惑が交錯する中、かつて犯人に肉薄した朝倉が自衛隊警務官に身分を変えて招喚されることに!自衛隊出身の警察官「オッドアイ」が凶刃を追うシリーズ第3弾。
元公安調査官の影山夏樹は新聞の求人広告を見て驚愕した。かつて北朝鮮で命を助けられたフランスの女性看護師と交わした秘密の暗号が掲載されていたのだ。彼女の身に何が?夏樹は急遽フランスへと飛ぶが、そこには「ジョーカー」と呼ばれる北朝鮮の伝説の諜報員の姿が。やがて、彼女の失踪の裏に国家を揺るがす重要な機密が浮かび上がる…。ふたたび諜報戦に巻き込まれた夏樹の運命は?緊迫のシリーズ第3弾!
轟音!任務前のリベンジャーズが、世界各地で同時に襲撃された。日本では浩志・辰也・宮坂・加藤が、英国のワットは自宅を強襲され、タイの瀬川・黒川は訓練中に罠を。そして、アメリカにいたアンディーは…。浩志たちが探ろうとした、ISのテロリストたちの仕業なのか。だがこれは、それから始まる“凶悪の序章”でしかなかったー。最強の敵が現れる、怒涛の上巻。
死んだ仲間の“復讐”のため、リベンジャーズはアメリカへと飛んだ。浩志の妻・森美香とワットの妻・ペダノワも加わり、アメリカを恐怖のどん底へ落とそうとする敵を捜す。ISのテロリストをアメリカに輸出し、浩志たちを執拗に狙う敵の、真の目的とは?そして明らかになる“9・11”をも超える最悪の計画ー。アメリカを牛耳る闇の組織ALに、リベンジャーズが挑む。
かつて“冷たい狂犬”と世界から恐れられた元公安調査官の影山夏樹。商用で訪れた東南アジアで空港テロに遭遇した夏樹は、中国の伝説の諜報員にして恩師の梁羽から時限的に協力を要請される。「黄色五星」と名乗る謎のテロリストは中国の仕業を装っているらしい。暗闘に否応なく巻き込まれてしまった夏樹は、謀略の黒幕に迫るべく広大なフィリピンを奔走するが…。著者渾身の国際謀略小説、益々スケールアップの第2弾!
北海道・知床半島で行われていた自衛隊特戦群の訓練中、隊長がヒグマに襲われ死亡。その後、生還した隊員の一人が不審な自殺を遂げた。特戦群出身という異色の経歴を持つ警察官・朝倉は、極秘捜査のため離島勤務から召還される。かつて自身も経験した極限のサバイバル訓練で何が起きたのか。男たちの血と涙に秘められた真実に迫るシリーズ第2弾。
北朝鮮の暴走を阻止せよー。朝鮮人民軍偵察総局のナンバー2である金栄直に命を狙われた最強の傭兵・藤堂浩志。金栄直が企てる武器の密輸ルートを壊滅させ、その野望を潰すため、浩志と仲間はアフリカへ向かった。待ち受ける様々な謀略。中国共産党の闇の組織レッド・ドラゴンの影もちらつく中、浩志たちは極限の戦地を駆け抜ける!真実を暴く、アクション巨編。