著者 : 渡辺裕之
謀略の海域謀略の海域
藤堂浩志はソマリア沖にいた。国外で武力行使ができない防衛省は、苦肉の策として浩志たち傭兵を海賊対策に派遣したのだ。だがその最中、商船が攻撃を受け、沈没させられる事件が続発する。人質を取り、金品を要求するはずの海賊がなぜ?渦中のソマリアを舞台に、アフリカの覇権を賭けた大国の謀略が錯綜する。注目の気鋭が放つ、アクション超大作第五弾。
継承者の印継承者の印
友人であり元傭兵仲間である“大佐”が失踪したことを知った藤堂浩志はクアラルンプールへ飛ぶ。そこで捕らわれていた“大佐”を無事救出するが、まだ大きな問題があった。“大佐”は、第二次大戦に端を発するある人物の財宝を巡る争いに巻き込まれていたのだ。ミャンマー軍、国際犯罪組織が関わるかつてない規模の戦いに、浩志率いる傭兵部隊が挑む。
復讐者たち復讐者たち
東京・六本木で五十口径もの拳銃を使う殺人事件が相次いだ。被害者はすべてアラブ系人種。傭兵・藤堂浩志はイラクで横行する狂気の「人間狩り」を想起した。日本で何が起ころうとしているのか?折しも一月後、G8地球サミットのため、各国要人が日本に集結する。CIA、米陸軍特殊部隊も暗躍する中、浩志率いる傭兵部隊が始動する!驚愕のアクション巨編、第三弾。
悪魔の旅団悪魔の旅団
マレーシアで静養していた傭兵・藤堂浩志を襲った謎の集団。大戦中、ドイツ軍を恐怖に陥れた伝説の組織「悪魔の旅団」が現代に甦ったのか?だが何の目的で?帰国した浩志は、陸上自衛隊からの要請で特別部隊“特戦群”の実戦演習を引き受けるが、矢先、元防衛庁の代議士が殺害され、背後に「悪魔の旅団」の影が…。アクション小説界の新星、待望の第二弾。