著者 : 潮ノ海月
父の戦死をきっかけに、辺境の子爵家を継ぐことになったアクス・フレンハイム。帝国軍を撃退した褒美で伯爵となった彼は、領地をさらに発展させるため、魔石を動力にした魔導車を開発するなど、金策に奔走していた。犯罪組織の襲撃に遭いながらも、無事に魔導車の販売会を終えたアクスが、慰安旅行をかねて、知り合いの貴族に出資して作らせた温泉街に向かうと……そこはなぜか和風な雰囲気で、それでいて奇妙なオブジェが並ぶ、おかしな街並みだった!? 困惑しながらも楽しむ一行だったが、因縁の犯罪組織の首領の一人と遭遇しーー温泉旅行ですっきりリフレッシュ! 辺境から始まる領地運営ファンタジー、第3弾!
前世の日本人としての記憶を持つ侯爵家次男、シオン・ディルメス。父親の領地経営を助けるために資金稼ぎをしようと、彼が考えついたのは、女神様から貰ったチートスキル<万能陣>を駆使した商品づくりだった。さっそくスキルを使って食器を作ってみたところ、クオリティの高さが侯爵領中で話題に。手ごたえを感じたシオンは、ロンメル商会を設立し、本格的な商会運営を始める。それからも、思い付くままに色んな商品を作っていたら、その全てが大ヒット! そのあまりの人気ぶりに、ついには国王陛下……どころか、隣国の貴族や女王にまで目をつけられてーー!? 「ただちょっと父上を助けたかっただけなのに……僕の商会、どこまで大きくなっちゃうの!?」 チートスキル×現代知識の商会運営ファンタジー、ここに開幕!
父の戦死をきっかけに、辺境の子爵家を継ぐことになったアクス・フレンハイム。帝国軍を撃退した褒美で伯爵となった彼は、領地をさらに発展させるため、領都拡大工事に新魔道具の開発にと、今日も奔走していた。そんなある日、近隣の貴族が怪しい動きをしていると報告を受けたアクス。どうやら彼らは、アクスの発明品とその利権を奪うべく、フレンハイム領に侵攻する準備を進めているらしい。新たに仲間になった大賢者や情報屋、ハイエルフの力を借りて、アクスは領地を守るために立ち上がる! 周辺貴族に嫉妬されるほど絶好調!? 辺境から始まる領地運営ファンタジー、第2弾!
隣国の侵攻で父が戦死し、辺境の子爵家を継ぐことになったアクス・フレンハイム。急なことに慌てふためきつつも、機転を利かせて敵軍の撃退に成功する。しかしホッとしたのもつかの間、領地の復興という難題に直面することに。ところが実はアクスには、前世の地球の記憶があった! その知識を頼りに、新しい紙を開発して王家に売りつけたり、仲間の力を借りて、魔獣由来の素材や新しい魔道具を生み出したり……異世界には存在しないアイデアを次々実現させ、子爵領はどんどん発展していく。新米子爵の発明が、異世界を変える!? 辺境から始まる領地運営ファンタジー、開幕!
この世界では使えないとされる土魔法のスキルを授かったことで、辺境伯家を追い出され、辺鄙な村を与えられたエクト。しかし彼は、土魔法で村を発展させ、遂には公爵の地位に上り詰めた。そんなある日、エクトは仲間の魔法士ドリーンとともに、魔法先進国にあるリシュタイン魔法学園に向かう。ドリーンの恩師の研究を手伝うことになった彼だが、その一環で森の調査をしていた際、新種の魔蟲と古代遺跡を発見する。それをきっかけに、エクトと仲間達は国を揺るがす事件に巻き込まれることになりーー!? 不遇貴族の辺境開拓ファンタジー、堂々完結!
土魔法のスキルを授かったことをきっかけに、辺境伯家を追い出されたエクト。しかし彼は、誰も思いつかないような土魔法の使い方で、与えられた村を城塞都市と呼ばれるまでに発展させ、遂には公爵の地位に上り詰めた。そんなエクトはある日、公務から逃げ出して獣人の国を訪れる。ところが観光を楽しむのもつかの間、獣人達がエルフの住む『迷宮の森』に侵攻しようとしていることを知る。仲間の故郷であるエルフの里を守ろう。そう決めたエクトの前に精霊女王が現れ、力を貸してくれることになりーー土魔法士、まさかの風使いになる!? 不遇貴族の辺境開拓ファンタジー、第4弾!
土魔法のスキルを授かったことをきっかけに辺境伯家を追い出されたエクト。しかし彼は、誰も思いつかないような土魔法の使い方で、領主として与えられた村を城塞都市と呼ばれるまでに発展させた。度重なる隣国ミルデンブルク帝国の侵攻を退けたエクトは、イオラ平原を領土として手に入れると、そこにも城塞都市を作り上げる。そんなある日、停戦条約を結んだはずの帝国が、再び侵攻してくる。エクトは仲間達とともに、再び帝国に立ち向かうことになりーーハズレ魔法が巨大帝国に引導を渡す!? 不遇貴族の辺境開拓ファンタジー、第3弾!
土魔法のスキルを授かったことをきっかけに辺境伯家を追い出され、僻地のボーダ村の領主に任命されたエクト。しかし彼は、誰も思いつかないような土魔法の使い方で、城塞都市と呼ばれるまでにボーダを発展させていく。順調にボーダを大きくするエクトに、ある日、事件が起こる。貴族審議会で成立した特別税に反対したという理由で、ボーダを没収されてしまったのだ。新しい領地は未開発の森林と山々だけと、更なる辺境に追いやられてしまったエクトだったがーー山頂に作り上げた長城のおかげで、帝国との戦争で大活躍!? ハズレ魔法が巨大帝国の陰謀を阻む!
第13回アルファポリスファンタジー小説大賞、優秀賞受賞作! グレンリード辺境伯家の三男・エクトは、成人の儀式の際、土魔法のスキルを授かる。しかし土魔法はハズレ属性だと蔑まれており、エクトは勘当されたうえ、僻地のボーダ村の領主に任命されてしまった。五人組の女性冒険者パーティ「進撃の翼」に護衛され、領都を出発したエクト。道中、賊に襲われた商人を助けたお礼にメイドを譲ってもらったり、魔物と戦ったりしつつ、一行は無事にボーダ村に到着する。さっそくエクトが土魔法で自分の家を建てると、誰も真似できない魔法の使い方だと周囲は驚愕! 魔獣を倒し、森を切り拓き、畑を耕し……エクトの土魔法のおかげで、ボーダ村はめざましい発展を遂げていく!?