著者 : 瀧森古都
悲しみの夜にカピバラが教えてくれた大切なこと悲しみの夜にカピバラが教えてくれた大切なこと
世界一大きなネズミと言われるカピバラは、世界一優しい動物とも言われてるんだ。子どもが生まれればみんなで育て、吠えるのは仲間が危険な目にあった時のみ。がむしゃらに走ると、馬よりも速いんだ。そんなカピバラに、僕はずっとなりたかった。世界でいちばん切なく優しい愛の物語。
孤独の果てで犬が教えてくれた大切なこと孤独の果てで犬が教えてくれた大切なこと
『俺と一緒に、あの犬を誘拐しない?』家族の温かみを知らずに育った11歳の少年、宏夢は、移動図書館の館長をしているミツさんに、そんな提案をした。せまい物置の中で飼われている犬を救うべく、誘拐を計画する二人。犬にとって、本当の幸せとは?僕らにとって、本当の居場所とは?移動図書館を通じ、様々な人や事件と遭遇する11歳の少年と54歳の中年。それぞれの運命と向き合い、生きる意味を考えることとなる。
悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと
『ネコは、ごはんを何日食べなければ死にますか?』とあるパチンコ店の前に置かれている一冊の「里親探しノート」に、そんな奇妙なことが書かれてあった。ただなんとなく生きている店員の五郎、現実逃避している常連客たち…。この一冊のノートにより、それぞれの運命の歯車が動き出し、生きる意味と向き合うこととなる。
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