著者 : 片山奈緒美
赤毛の公爵夫人赤毛の公爵夫人
“少年”の正体を知ったとき、 公爵の頭を望まぬ結婚がよぎった……。 いわれなき決闘を申し込まれたお父さまの命を守らなくちゃ! ジュリエットは少年に変装し、身代わりとして決闘の場へ向かった。 相手はロンドンきっての道楽者と噂のブレイボーン公爵。 公爵は代理人との決闘を渋ったが、彼女が挑発すると乗ってきた。 だが銃弾は、無情にもジュリエットの肩を貫き、彼女は気を失った。 一方、ただかすり傷を負わせて追い払うつもりだった公爵は、 予想外の展開に慌てふためいた。この子供が死んだら大問題になる。 彼は自分の屋敷に少年を連れ帰り、手当てをすることにしたーー そこから、すべての歯車が狂い始めることになるとも知らず。 19世紀のイギリスでは、未婚女性が男性の屋敷で一夜を明かすのは御法度。もしも社交界の噂に上るようなことになれば、公爵は責任を取って結婚をしなければならなくなります。少年が実は決闘相手の娘だったと知った彼は、その事実を隠そうと奔走しますが……。
悩める男爵夫人悩める男爵夫人
伯爵令嬢スザンナは、世間知らずが災いしてロンドン社交界から締め出された。もはや良縁に恵まれる可能性は絶望的だと激怒する父に連れられ、スコットランドに滞在していたある日のことー颯爽とした逞しい体つきのジェームズと名乗る男爵が訪ねてくる。近隣の領主だという彼が、伯爵の暗殺を企てる輩の存在を忠告すると、彼に惚れ込んだ伯爵は、初対面の彼に娘と結婚してくれと申し出た。驚くことに男爵はあっさり承諾。怖じ気づいたスザンナはある条件を出す。“夫婦がベッドを共にするのは3年に1度だけ”こうして二人の白い結婚は幕を開けたが…?!
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