著者 : 片桐恵理子
15歳以上の人間が忽然と消滅した日から8カ月ー謎のバリアによって世間と隔離された町では、少年少女が死と隣り合わせの日々を送っている。そんな中、雨の降らない町ではついに水不足が深刻化し、サムとその仲間数名は少し離れた湖まで偵察に行くことに。その道中サムたちが目にしたのは、不気味な謎の異形生物で…。世界シリーズ累計400万部突破の超弩級SFスリラー、いよいよ後半戦!
サムたち一行が異形生物に遭遇していた頃、町では謎の咳が急速に広がっていた。次第にそれがただの風邪ではなく、死に至る疫病だと気づく子供たちだが、蔓延する病を前になすすべもない。そして、サムたちがどうにか逃げおおせたおぞましい生物の群れは、その脚をじわじわと町へ向けていて…。絶体絶命の中、立ち上がる少年少女たち。生きるか死ぬか、超絶生き残りバトル後編!
15歳以上の人間が忽然と消えてしまい、子供たちだけとなった町。不気味なバリアに周囲を覆われ、食料不足に加えて電気まで絶たれた今、さらなる絶望が子供たちの間に広がっていく。そんななか突如現れたのが“預言者”を名乗る少女ー少女はバリアの外の世界と交信できると言いだし、真夜中の浜辺で怪しげな集会を開くように。一人、また一人と少女を崇める子供がそこへ集まりだし…。
預言者を自称する少女が口にした“15歳での消滅は救い”という教え。町には徐々に波紋が広がり、ついにはその言葉を信じて“消滅”を受け入れる者まで現れる。自殺同然の行為がこれ以上広がらないよう、サムたち町の議会メンバーは緊急会議を開くのだが…。何が嘘で何が真実か。誰を信じたらいいのか?飛びかう嘘と募る疑念が、やがて最悪の事態を引き起こす!シリーズ急展開の第3弾。
授業中、教室から先生が消えた。忽然と。サムたち生徒は騒然となるが、やがて、消えたのは町じゅうの大人ー15歳以上の人間全員だとわかる。両親の姿も見えず、携帯電話もテレビも繋がらず、途方に暮れる少年少女たち。異様な混乱の中、サムは親友のクインらとともに、町のはずれまで行ってみることに。そこで彼らが見たものは…。巨匠スティーヴン・キング絶賛のSFスリラー、ついに日本上陸。
突如現れた、町と外界を切り離す巨大な壁。この壁の正体は?15歳以上の人間はどこへ消えたのか?秩序のない世界に取り残された子供たちのあいだには、しだいに力関係が生まれ、一種の階級社会ができあがっていく。終わりの見えない絶望の日々の中、サムを始めとする数名には15歳の誕生日が刻一刻と迫っていてー。彼らを待ち受けるのは“消滅”か、それとも…?世界20カ国が熱狂。