著者 : 田島高分
枕草子奇譚ー清少納言と髭切太刀ー枕草子奇譚ー清少納言と髭切太刀ー
第24回 歴史浪漫文学賞優秀賞 悲劇の中宮・定子に捧げる夢のお話 枕草子には恨みの言葉ひとつ無く、この謎に投じた 奇譚の波紋。呪いや厄病、闇に蠢く武力に広がって、 髭切の太刀が薙ぎ払う。
ひねくれ弥八ー本多正信外伝ーひねくれ弥八ー本多正信外伝ー
家康の懐刀、本多弥八郎正信の三河一揆と出奔後の放浪記。“黒衣の宰相”天海、“天下の総代官”大久保長安、徳川家を支えた三人の運命が交錯し、三方ヶ原の戦いへ向かう。“米の毒”の意味するものとは…弥八たちに決断を迫る。
艶と虎繁ー岩村城異聞ー艶と虎繁ー岩村城異聞ー
証は……二人で生きること…… 信長・家康と争う信玄最後の戦いの中、謀略渦巻く岩村城で出会う織田の女と武田の 男。二人の思惑が縺れ、重なり運命を呼ぶ。信玄西上作戦で行われた岩村城攻防を 新たな視点で読み解く歴史秘話。
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