著者 : 稲見春男
桜の花のかがやき 上巻桜の花のかがやき 上巻
上海に住む若き女性「田桜桜」は日本に留学をする。 そこにはある大きな目的があった─ 日中友好の切なる思いのこもる「長編小説」 「日本留学は父の為、いいえ、私達家族全員の願いなんです」 戦時中、祖母と一人の日本人が愛し合って父が生まれた。日本に引き揚げる祖父は必ず戻り一緒に暮らすと 祖母に誓うが、全くの音信不通に。祖母は毎回政治運動の審査を受け、その文化大革命中に苦しみ抜いた挙句に 自殺した。父も子供時分には差別され、私までも子供の頃には心の中に暗い影を引きずってきた。 于強氏 中日を題材とし日本の読者を感動させた長編小説
桜の花のかがやき 下巻桜の花のかがやき 下巻
家族を捨てた日本人祖父捜し、日中のメディアを巻き込み、明らかになっていく─人間愛に満ちた「長編小説」 度重なる失意の連続、そして数奇な運命に導かれ終焉を迎える。 于強氏 中日を題材とし日本の読者を感動させた長編小説
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