著者 : 竜騎士07
1986年と1998年の世界を行き来し続けた、緑寿の長きにわたる旅。その果てに示された2つの選択。はたして彼女が選ぶ真実は「魔法」か、それとも…。「愛がなければ視えない」「愛があるから視える」最後の真実を見届けろ。「うみねこのなく頃に」シリーズ、衝撃と感動の最終巻。
かつて六軒島で使用人として過ごしていた少女は、やがて魔女「ベアトリーチェ」へと姿を変える。そしてその魔女は、異なる3組の恋心を引き金に、残忍な魔女へと姿を変える。愛が引き金となる惨劇の真相は、愛がなければ視えない。
ベルンカステルによって探偵役を命じられたのは異端審問官・ウィルと、右代宮家次期当主・右代宮理御だった。ベアトリーチェ殺害事件の真相を探るべく、聞き込みを開始する二人。だが、そこで金蔵が語り始めたのは、ベアトと金蔵の秘められた出会いの物語だったー。「うみねこ」シリーズ新解答編がここに開幕!「ベアトリーチェを殺したのは誰?」「殺されたベアトリーチェは誰?」魔女の死の謎と六軒島連続殺人事件の真相。すべての解答が、いま、語られる!!
愛する者と結ばれるためには、誰かを殺さなければならないーゼパルとフルフルが課した試練を、カップルたちは乗り越えられるのか!?一方、戦人の構築した謎に挑む古戸ヱリカは、自ら探偵宣言を放棄。ロジックエラーを狙うヱリカに、戦人は正面から立ち向かって行くー。ベアトのゲームの核心に迫る第6の物語、完結!!
古戸ヱリエの挑戦を受け、戦人は新たなゲームマスターとして六軒島を舞台にした第6のゲームを構築する。そこに現れたのは死んだはずのベアトリーチェだったー紗音と譲治、嘉音と朱志香の恋の行方。そして、ベアトリーチェの戦人への想い。だが、恋の成就のために、彼らに課された試練は、あまりにも苛烈なものだった!魔女幻想を打ち破る旅に出よー竜騎士07が叩きつけたのは、真相に至る材料をちりばめた、第6の挑戦状!
雨の黄金郷で戦人は待つ。悲しき魔女の心が房るのを。ベアトリーチェと戦人が不在のゲーム盤上では、ラムダデルタ・ベルンカステルの二人による第五のゲームが進んでいた。あくまでも金蔵の死を隠す夏妃を、ベルンカステルの手が追い詰める。その攻撃の切っ先は、ついに夏妃が守る六軒島の幻想へ届く。
第四のゲームで勝負を放棄し、戦人に自らの死を乞うたベアトリーチェ。心が壊れ生ける人形となった彼女の前で、絶対の魔女・ラムダデルタが新たなゲームの開始を告げる。真実は愛なき二人の魔女の手で弄ばれ、新たな駒・古戸ヱリカが1986年10月4日の六軒島に登場する。“探偵”は六軒島に閉ざされた秘密を無残に切り開くー。真実へのカケラは揃った。“展開編”ついに開幕。
忌まわしい事件から十二年後。六軒島からただ一人生還した右代宮絵羽が、息を引き取った。彼女に育てられ、右代宮家の財産をすべて相続することになった戦人の妹・縁寿は、家族を失い、自身を孤独に追いやった事故の真相を知るべく、六軒島へと向かうー。一方、幻想世界で繰り広げられる魔女“ベアトリーチェ”との闘いも、いよいよ第四のゲームへ。そして、勝負に負け続ける戦人の前に、彼の味方だという謎の少女が現れるが…!?“赤き真実”に続き、ついに“青き真実”も発動。『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07が描く、“思考の深層”をめぐる冒険。
碑文の謎を解いた者は、右代宮家の黄金と家督を引き継ぐことができるー魔女“ベアトリーチェ”から届いた手紙の導くままに、ついに黄金を探し当てる長女・絵羽。そして、ベアトリーチェの名を襲名することで絶大なる魔力を得て、殺戮を繰り返す。そんな様子をチェス盤の外側から見つめる戦人は、凄惨な魔女幻想の中に、真実を見つけることができるのか…。
2007年は竜騎士07! 大ヒット同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」が、全面改稿を経て、その原点に限りなく近い小説版として講談社BOXに登場!!
大ブレイク中の『ひぐらしのなく頃に』がアンソロジーノベルで初登場!ゲームは、コミカルな登場キャラクターたちと、それに相反する凄惨な連続殺人事件をテーマとするサウンドノベル。アンソロジーノベルでは、正解率1%というゲームシナリオについて、ライター独自の解釈によって仮説・推理したオリジナル短編を掲載。表紙イラストに池上茜、挿絵にあずまゆき、依澄れい、内村かなめ、七海綾音、華原七海など豪華イラストレーターが参加。惨劇の真実に迫ることができるのは、はたしてだれか。