著者 : 竹村優希
新垣澪は、丸の内の巨大企業、吉原不動産の若手社員、でした。今ではギリギリ丸の内にある子会社にて勤務中。上司はかわらず、イケメンドSの長崎次郎。しかし新会社の業績UPのため、彼は最近お金にうるさい。そして高額報酬目当てに、怪しさ満点の男・伊原の依頼を引き受ける。澪たちは自殺したカップルの霊が出るという、リゾート風保養施設に調査に向かうが…。どんどん解決して実績を稼げ!むしろここから読みたい第6弾!
動物看護士の優生が病院から忽然と姿を消した。ただただオロオロとする亜希。そんな亜希を心配して手伝いに来ていた手塚だが、見知らぬ女性から鳥かごを預かる。中には、優生が可愛がっていたオカメインコのぴよ次がいた。数日後、亜希と手塚は優生の家を訪ねてみるが、そこには飼っている動物たちの姿も見られない。失踪は計画的なものだったのか?そんなある日、フランスにいるはずの祖父から、消印のないハガキが届くー不思議な力を持つ獣医と動物たちを描いた、人気シリーズ第4弾!
芽衣はある晩、樫の木の上で「過去のすべての満月の日に魂を運ぶことができる」というツクヨミと出会う。ツクヨミの力で、数百年前のやおよろずを見にいった芽衣は、今よりも少しだけ若い天に出会う。過去から戻ってしばらくしたある日、燐が突然、やおよろずから姿を消した。燐は、二本松の封印から解かれた「黒塚」というあやかしに憑依されていたのだ。燐を救うため、芽衣と天はツクヨミの力で再び過去に旅立つー大人気シリーズ第6弾!
丸の内の巨大企業「吉原不動産」。突如、後継者候補に名乗りをあげたのは、幽霊物件再生部署、第六物件管理部部長の長崎次郎。実は御曹司であるものの、姓を変え、吉原家と距離を置いてきた彼がなぜ?部下の澪は混乱するが、先輩の高木が、「次郎は呪いの標的になろうとしているのでは」と言い出す。その呪いとは、吉原家の男性後継者は早死にする、というもの。たまらず、澪と高木は調査を開始するが…。予測不可能な第5弾!
東京・吉祥寺にある『さくらい動物病院』。院長の亜希には、動物の言葉が理解できるという不思議な力があったーある日、友人の手塚から「自分の通う大学院で飼育されているミニブタが、人に懐かずに困っている」と相談を受けた亜希。ミニブタの心を開かせるために、亜希は大学院の農場へ行き、世話をすることになった。徐々にミニブタの気持ちに寄り添っていく亜希は、ミニブタの抱える“記憶”に気づくがー不思議な力を持つ獣医と動物たちの、心温まる物語。キャラクター小説。
社会人2年目の新垣澪は、イケメンドSの上司、長崎次郎と、訳アリ物件の調査に日々奮闘中。ある日、先輩の高木が困った様子で言った。「後輩が憑かれてるんじゃないか」と。聞けば、超優秀な溝口晃というSEに、妖しい気配を感じるという。なんと彼は大のオカルト好きで、事故物件に好んで住んでいるらしい。しかし澪は初対面で、子犬系の人懐こい晃の背に、禍々しい大量の怨霊を見てしまい…。オカルトお仕事物語第4弾!
シロが逃がした鹿を追いかけて、山中を駆け回っていた芽衣は、大量の釣り針に埋もれた神様、山幸彦と出会う。山幸彦は芽衣の鹿探しを手伝ってくれ、あっという間に捕まえる。そのまま芽衣を抱えて鳥居まで運んでくれた山彦神は、芽衣を見て「ヒトとは思えぬほどに軽い」と不思議がる。その後、『やおよろず』に戻った芽衣だが、天と出会った頃のことをどうしても思い出せない。さらに、『やおよろず』での記憶も徐々に抜け落ちていき…。芽衣にいったい何が!?緊迫のシリーズ第5弾!
東京・吉祥寺にぽつりとたたずむ『さくらい動物病院』。ある日、院長の亜希の元に、「小学校で動物を飼いたい」という相談がきた。最初は「余計な仕事を増やして…」と不機嫌な動物看護士の中村も、次第にノリノリに。結局、パンダうさぎを飼うことになったのだが、一匹のうさぎが、毎朝何かに怯えているという。亜希は、うさぎ小屋に泊まりこんで原因を探るがー不思議な力を持つ獣医と動物たちの、心温まる物語。
新垣澪。東京・丸の内の一流会社「吉原不動産」に入社して2年目の春。人より強めの霊感と根性で、イケメンドSの上司、次郎と事故物件(幽霊憑き)の再生に奮闘する澪に、新たな嵐が。それは勝気な美人、玲奈の登場。なんとFBIでの勤務経験を持つ異能力者で、次郎の遠縁。しかも澪に、「どちらが次郎の役に立つか勝負で決める」と言ってきて…。勝負の舞台はセレブな高校。潜入調査で心霊写真の謎を解け!オカルトお仕事物語、決定版!!
茶枳尼天たちが帰って以来、こじらせていた芽衣の風邪も、ようやく癒えた頃。天は突然、「やおよろずを建て替える」と言い出した。天に「建物の守り神である家宅六神からお札を貰ってくれ」と頼まれた芽衣は、せっせと建物中を走り回る。その頃、以前、芽衣が助けた白狐のシロが、芽衣のために『やおよろず』のそばに新しい宿を作っていたー大人気シリーズ第4弾!
東京・吉祥寺の外れにある『さくらい動物病院』。若き女性院長・亜希のもとには、猫やふくろう、かわうそなど、今日もいろいろな動物を連れた飼い主がやってくる。人間が苦手な亜希だが、なぜか動物だけはやたらと懐いてくる。実は、亜希には誰にも言えない不思議な力が備わっていたー動物にしか興味のない変わり者の動物看護士・中村や、動物行動学を学ぶ大学院生・手塚とともに、亜希は今日も、たくさんの動物たちと触れ合う。
新垣澪は、東京・丸の内の一流不動産会社「吉原不動産」の新入社員。憧れの丸の内OL生活、のはずが、なんと幽霊憑き物件専門部署で働くことに!怜悧な美貌の持ち主だがドSな上司、長崎次郎と2人きりで、美形で優秀だけれど使えない先輩・高木正文の助けも借り、怖くて切ない事故物件の謎に挑む澪。鏡を壊す女霊、夜中に踏切の音が聞こえる部屋。そして高木に恐るべき災厄が…。怖いのに元気になれる、オカルトお仕事物語!
11月になり、『やおよろず』の辺りも寒さが厳しくなってきた。中秋の名月は過ぎたがお月見をすることになり、天、燦、因幡とともに準備を進める芽衣。近くの野原にススキを調達に行った芽衣は、鹿屋野比売神という神様に出会う。彼女は「夫も天さんにお世話になっている」と言うがー日本中の神様がお伊勢参りにやって来る宿『やおよろず』を舞台に、神様との心温まる交流を描いた大人気シリーズ。
あれほど嫌だった沖縄での生活に、少しずつ居心地の良さを感じ始めた比嘉篤。ある日、琉球王国時代の「聖地」である斎場御嶽に行くと、キミと遭遇する。「ニライカナイ(理想郷)って本当にあるの?」とキミに訊く篤。そこに突然、木の葉にすっぽりとくるまれた小さな生き物が現れ、久高島のほうへ飛んでいく。驚く篤に、キミは「あれはキーヌシー(木霊)だ」と言うがー診療所の若きお医者さんと南の島の“神様たち”との交流を描いた、心温まる物語。
谷原芽衣が、伊勢神宮の内宮の裏山にある宿『やおよろず』で働き始めて4カ月。火の神様にオムライスを振る舞ったり、猿田彦大神様(天狗様!)に道案内されたり、相変わらず不思議なお客さんで大忙しの毎日を送る芽衣。そんなある日、大国主様に頼まれて、因幡の白うさぎを捜しにおかげ横丁へ行くが、そこでとんでもない事件が芽衣を待ち受けていた!?大人気神様ストーリー、第二弾!
東京、丸の内。本命の一流不動産会社の最終面接で、大学生の澪は唖然としていた。理由は、怜悧な美貌の部長・長崎次郎からの簡単すぎる質問。「面接官は何人いる?」正解は3人。けれど澪の目には4人目が視えていた。長崎に、霊が視えるその素質を買われ、澪は事故物件を扱う「第六物件管理部」で働くことになり…。イケメンドSな上司と共に、憑いてる物件なんとかします。元気が取り柄の新入社員の、オカルトお仕事物語!
恋人も仕事も失い、伊勢神宮に神頼みにやってきた谷原芽衣。事もあろうか、駅から内宮に向かう途中に有り金を盗られた芽衣は、泥棒を追いかけて迷い込んだ内宮の裏の山中で謎の青年・天と出会う。一文無しで帰る家もないこともあり、天の経営する宿『やおよろず』で働くことになった芽衣だが、予約帳に載っているのは市杵島姫や磐鹿六雁など聞きなれない名前ばかり。なんと『やおよろず』は、お伊勢参りにやってくる日本中の神様御用達のお宿だった!?
東京の大学病院で働いていた比嘉篤は、父親の診療所を継ぐために8年ぶりに沖縄に帰った。患者は元気なおばぁだけ、という毎日に辟易としていたある日、診療所に朱色の髪をした裸足の子供がやって来た。子供は篤のことを知っているようだが、篤に記憶はない。診療所に入り浸っている謎の青年・宮城獅道は、その子は庭の枯れかけたカジュマルの木に棲む精霊・キジムナーだと言うがー南の島の神様や精霊たちとの交流を描いた、心温まる物語。
亡き祖父・万のアンティーク堂を継ぐために神戸に移り住んで5カ月。寒さも厳しくなるころ、寛人は店で使い込まれたいくつもの携帯灰皿を見つけた。店に間借りをしている修理職人の茉莉に聞いても、万が煙草を吸っていた記憶はないという。やがてその灰皿は売れたが、数日後、お客から「蓋が開かないものがある」と言われるー古いモノに込められた“想い”を解き明かす、大人気キャラクター小説、第二弾。