著者 : 笠原和夫
福沢諭吉福沢諭吉
中津藩下級武士の次男に生れた福沢諭吉は幼少から合理精神の持ち主。長じて蘭学に通じ、英語を学んで、世界に目を開いて行く。咸臨丸で渡米したことは、身分と自由についての考え方に強い確信を持たせた。著書「西洋事情」はベストセラーに。時は動乱の幕末、上野の山に砲声を聞きながら、慶応義塾は開講する。若者たちとともに、新しい日本を目指して!
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昭和11年2月26日午前零時、22名の陸軍青年将校に率いられた1500名の蹶起部隊は「昭和維新」の名のもとに雪降りしきる帝都に躍り出た。政治と国策の失敗で貧困と不安にあえぐ国民を救うために。弱冠20代の青年将校達の怒りと鉄壁の意思を笠原イズムで描いた“青春のバイブル”。松竹富士映画原作々品ー。
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