著者 : 篠原まこと
田園調布のおばけ屋敷田園調布のおばけ屋敷
家庭の事情で住むところに困っていた大学生の僕・遠城寺廉は、尊敬する教授の紹介で田園調布に下宿することになった。ここは東京のはじっこにある、都会のような田舎のような、ちょっと不思議な町だ。下宿先は、ご近所から「おばけ屋敷」と呼ばれるレトロな豪邸で、大家の宝来碧さんは正体不明の美人だった。家事をしない宝来さんの代わりに料理や掃除を担当し、家賃は食費二万円のみ。破格の条件につられて住み始めたが、宝来さんの日常は謎に包まれたまま。そんなある夜、僕は宝来さんが電話で「死体の件は、問題ない」と話しているのを盗み聞いてしまい!?
千夜一夜に接吻(くちづ)けて千夜一夜に接吻(くちづ)けて
香道界のプリンス、和は恋人であるA首長国連邦の王子アズィーズの招待で、とある南の楽園でバカンスを楽しむことに…。強引に攫われることから始まった和とアズィーズの関係も、今はすっかり愛に彩られ…久しぶりの逢瀬に燃え上がる二人。ところが、そんな限られたセレブのみの完璧なプライベートヴィラにもかかわらず、アズィーズを狙う怪しい影が…。華麗で危険なアラビアンロマンス書き下ろし。
千夜一夜に口説かれて千夜一夜に口説かれて
桐野流香道の次期宗家として期待されている和は、楚々とした美人の25歳。外務省の友人に頼まれ、嫌々ながら列席したパーティでアラブ某国の王子様、アズィーズに一目惚れされ…。おしのびで訪日した王子様につきあわされて連日の熱いデート攻撃。拒みきれず、ついに蕩けるような一夜を共にしたのだが…。目覚めると、そこは砂漠の王国でーなんと拉致られた!?書き下ろしアラビアン・ハードロマンス。
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