著者 : 簗田順子
鉄血の未亡人、ブラック・ウィドウ、ノイヴァンシュタイン城の魔女ー。すべてシュリー・フォン・ノイヴァンシュタイン侯爵夫人を指す言葉だ。ノイヴァンシュタイン侯爵の元へ後妻として嫁がされたシュリー。しかし、夫に先立たれ残されたのは莫大な遺産と、きょうだいほどしか歳の変わらない四人の子どもたち。ようやく迎えた長男ジェレミーの結婚式の日。ついに継母の役目を終えて苦労が報われるのだ!しかし、それは彼女のとんでもない勘違いだった。ジェレミーから結婚式に来るなという通告を受けたシュリーは、城を飛び出し命を失ったーはずが、目を開けると七年前に戻っていて…!?十六歳の継母・シュリーの、第二の人生の幕が開く!
韓国で20万部突破のエッセイ! 「完璧でなくても平気。 それでもうまく回るから」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 著者はメチャメチャに散らかったキッチンを見て、まるで自分の心と同じだと告白する。 床に落ちたガラスの破片で足を切りながらも、子どもを安全なところに移す……。 そして浴室で泣きだしたらとまらなくなり、「私に必要だったのは涙だったんだ。つらい気持ちを吐き出す涙だったんだ」と気づく。 泣きたいときに泣ける秘密の場所をもつこと。 人のつまらない言葉は聞き流すこと。 SNSと距離を置くこと、たまにはひとりで映画を見に行くこと。 少しずつの積み重ねで、自分の人生は取り戻せる。 完璧でなくても大丈夫。 「良い妻」「良いママ」にならなきゃという強迫観念を捨てよう。 いつも周りのために頑張って、ほったらかしにしていた自分自身に、あたたかい言葉をかけてあげよう。 第一章 他人の視線から自由になる 第二章 やりたいことが何だかわからない私へ 第三章 君に会って知ったこと 第四章 寂しさにとらわれないために 第五章 自由に生きるために 第六章 自分と一緒にずっと幸せになる