著者 : 紅木春
腹ペコ神さまがつまみ食い 〜深夜一時の訪問者たち〜腹ペコ神さまがつまみ食い 〜深夜一時の訪問者たち〜
フリーライターの麻美は、いわくつきのボロアパートに住み、昼はバイト、夜は執筆作業で忙しい日々を送っている。お腹が減る夜の仕事中、外せないのはお手軽お夜食。今宵もサクッと小腹を満たして仕事に打ち込んでいたのだが…。そんな麻美のもとに、いきなり自称『神様のたまご』とやらが部屋に現れて、彼女の夜食をつまみぐい!麻美と神様たち、ときどきお隣さんの、簡単ちょこっとお夜食ライフ!
浅草和裁工房 花色衣浅草和裁工房 花色衣
体力自慢の新米編集者、陽菜子の異動先は、着物雑誌の編集部。アンチ着物派の陽菜子は思いがけない事態に戸惑うばかり。さっそく任された取材で和裁士の桐彦にインタビューをするも、案の定大失敗!桐彦にからかわれ、「ねこちゃん」呼ばわりされてしまう。気にくわない男と思いながらも、桐彦の助言を受けるうちに着物の魅力を知っていく陽菜子。ある日、祖母の着物への態度に疑問を抱いた陽菜子は、違和感の正体を突き止めようと桐彦に相談するがー。着物にまつわる謎と秘密が、鮮やかに解き明かされる。じれったい恋の行方も気になる浅草着物ミステリー!
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