著者 : 細居美恵子
プロサッカークラブのジュニアユースチームに所属し、U-15日本代表キャプテンである明日斗は、親の仕事の都合で中学3年生の1年間だけ地元へ戻ってきた。ずっと文通を続けていた幼馴染の未央と再会できたのだが、なんと彼女は『氷の令嬢』と呼ばれる美少女となっていた!そんな彼女とまた一緒の学校に通うことになったのだが、未央を狙うサッカー部エースの王司に目をつけられてしまって…。2年生のサッカーマニアの沙耶やクラスメイトの誠也、日本代表のチームメイトの聡太や天彦たちも加わって、どうなる15歳の学園生活!U-15日本代表の彼と文芸部の彼女の特濃ラブコメ始まります!
異世界の湯屋・高天原に連れてこられたまま、下働きを続ける凛子。結婚させられた狗神の夫・京之介と離縁するために手切れ金を貯めていたのだが、彼への気持ちに変化がー。ところが、何者かがふたりの離縁状を提出し、受理されてしまった!行方不明だった京之介の弟・天月の仕業らしい。兄に対して複雑な感情を抱く天月が、凛子に持ちかけてきた取引とは…?
日本の田舎にひっそりと佇むダンジョン・D&Mは今日も楽しく営業中!装備の染色やイエティの雪球ガチャなど、ダンジョン発商品が大人気に!?更に隠しエリアが発見されたり、ケットシーが城ごと乗り込んできたり、いろんな意味で大繁盛!常連さんも増えて、新たなバイトも仲間入り!いつでも気軽に遊びに来られるダンジョンへようこそ!
箱根で温泉を満喫していた凛子。ところが狗神・京之介の窮地に、凛子の力が必要だといわれ、またしても不思議な温泉郷に連れてこられてしまった。京之介との結婚も、どうやら継続している模様。手切れ金を貯めるために下働きを始める凛子だったが、京之介の過去について気になることがあり…?だが、湯屋・高天原を狙う何者かによって凛子が攫われてしまい!?
ショコラティエールの麗子は、銀座の人気チョコレート専門店『ララ・オランジェット』を辞めた。転職活動を続けるが彼女のもとに届くのは不採用通知ばかり。そんな折、息抜きで訪れた喫茶店で前のお店で常連だったギルバートと出会う。彼の雇い主である理人が麗子の作るチョコレートのファンで、会いたがっていると聞き、一度だけなら、と会うことに。待ち合わせの場所に訪れるとそこには、和服の似合う青年がいた。そして、彼から「僕の店で、働かない?」と予想外の提案が持ちかけられるー。
超有名ダンジョンを解雇された青年・壇ジョーンは、長い間放置されていた田舎の休眠ダンジョンを継ぐことに。仲良しのモンスター・ラキモンと一緒に、いちからダンジョン始めます!商品を開発したり、うどんをつくったり、お祭りを開催したり。世界の危機も、勇者の侵略もありません。気軽に、いつでも遊びに来てください。D&M、今日も楽しく営業中!
いやなことがあっても、お風呂に入ると癒されるー。そんな思いで一人、温泉旅行をしていた凛子。ところが目が覚めると不思議な温泉街で狗神と婚礼をあげたことになっていた!元の世界に戻るためには手切れ金を貯めて離縁しなければならないと言われ、夫である狗神が営む湯屋で下働きをすることに。様々なあやかしが訪れる湯屋・高天原で凛子が出会ったのは…?
あるきっかけで不思議な力にめざめた蕾は、バイト先の花屋「ゆめゆめ」で、その力を使ってフローラル王子こと店員の咲人と、お客様の悩みや事件を解決していた。バイトを始めて数ヶ月、季節はクリスマス、年末年始、バレンタインと、イベント目白押しの日々だったが、ついに二人の関係にも変化が…。読めばほっこりした気持ちになれる不思議なシリーズ、これにて完結!?
自転車のチェーンが外れて花屋「ゆめゆめ」の店先に頭から突っ込んでしまった蕾は、それをきっかけに秘密の力を持ってしまってー。そんな蕾が、フローラル王子と呼ばれる店員の咲人と、魔王と呼ばれる店長の葉介と一緒に、花屋「ゆめゆめ」でバイトしながら、お客様のトラブルや事件を、お花を使って解決します!少し不思議でちょっと泣ける、読めば必ずほっこりとした気持ちになれる物語です。
お花屋さんを舞台にお悩み解決!ほっこりお仕事小説!乗っていた自転車のチェーンが外れた蕾は、花屋の店先に並べられた花に、盛大に頭から突っ込んでしまう。それ以来、蕾は誰にも言えない、秘密の力を持ってしまった。そんな蕾が、天然王子な店員の咲人と強面店長の葉介と一緒に、花屋「ゆめゆめ」で働きながら、様々なお客さんと花を相手に、謎や事件を解決します!少し不思議でちょっと泣ける、優しい気持ちになれる物語。「第2回お仕事小説コン」特別賞受賞作
田舎町のおんぼろな自動販売機、そのそばにはいつも着物姿の女がいる。軽やかに歌う彼女は「人ならぬもの」。なぜか“ぼく”にしか見えない女を幽霊と勘違いし、塩を投げつけた…それが、出会いだった。年月が過ぎ、気がつけば“ぼく”は、大人な見た目に反して子どもっぽく純粋な「自動販売機の精」に、恋をしていた。だけど“ぼく”は知らなかったんだ。彼女の本体であるおんぼろ自動販売機に「おしまいのとき」が迫っていることをー。