著者 : 綺咲潔
大ヒット作品、早くも書籍第二巻発売! サラ王女、あなたの行為を私は認めません! 侯爵令嬢リディアは、自分を裏切った婚約者のロジェリオを弾劾し、婚約を破棄した。 邸に引きこもるリディアを気に掛けるのは、幼馴染みの王太子アーネスト。彼の優しさに癒され、リディアは社交界復活を果たす。 そのパーティー会場に、隣国ロイルの王女サラが現れた。 彼女はアーネストと結婚するのは自分だと言わんばかりに振る舞い、リディアに怪我まで負わせてしまう。 サラの意図はいったい何? リディアは今度こそ幸せを掴めるのか?
私を傷つけた代償はきっちり払わせるわ! 侯爵令嬢のリディアは、王宮騎士団の副団長を務める幼馴染のロジェリオと婚約した。 幸せ気分も束の間、ロジェリオが王女宮の侍女エイミーと恋仲にあるという噂が耳に入る。 真相を掴もうとするリディアに対し、不遜な態度のエイミーと優柔不断なロジェリオ。 傷つき涙に暮れるリディアの前に王太子アーネストが現れ、優しく励ましてくれる。 自分を取り戻したリディアは、このままでは終わらないとある決断をするが…果たして彼女は幸せになれるのか?
侯爵令嬢のレオニー・メルディンは、10歳で政略結婚をした。 18歳になれば、正式に夫カシアスと結ばれてハッピーエンド!…のはずが、カシアスは社交界の華・プリムローズ嬢を連れて「子供を身ごもった」と不貞を告白。 離婚を決意するレオニーだが、父親は離婚を認めないという。 困ったレオニーのもとに声をかけてきたのは、プリムローズの元婚約者で、氷の公爵と呼ばれるシャルリー・クローディア。 婚約破棄したシャルリーは、レオニーに結婚を提案してきてーー!?
リア、大好きっ!! 義弟(5歳)がかわいいので、領地改革がんばります! 旦那様? 知りません 病床に伏せっている父親の断っての願いとあって、侯爵令嬢のエミリアは、カレン辺境伯の長男マティアスとの政略結婚を不本意ながら受け入れることにした。 それから二人の結婚式が行われることになったが、夫となるマティアスは国境防衛のため結婚式に出ることができず、エミリアはマティアスの代理人と結婚式を挙げ、夫の領地であるヴァンロージアに赴くことに。 望まぬ結婚とはいえ、エミリアは夫の留守を守る女主人、夫に代わって積極的に領地改革を進めたところ、予想外に改革が成功し、充実した日々を過ごしていた。 しかし、そんなある日、顔も知らない夫がとうとう帰還してきた……。 はたして、二人の関係は……?