著者 : 羽純ハナ
ガーランド -獣人オメガバースー 下ガーランド -獣人オメガバースー 下
貴族のハーレムにオメガを派遣する、ミュラー家に生まれたジルは、落ちこぼれとして幼なじみの獣人貴族・アルバートのもとに嫁ぐことが決まっていた。しかしある時、突然現れた国一番の獣人貴族、ジークフリード家の三男・ディエゴがジルを預かりたいと申し出る。意思に関係なく派遣されることが決まり境遇を悲観するジルだったが、思いがけず真摯に向き合おうとしてくれるディエゴの優しさに、一緒に過ごす時間を心待ちにするようになる。そして、共に訪れた町の小さな宿屋でジルは初めて発情期を迎えてしまいー。しかし、ディエゴの兄・トネリアはふたりの関係をよく思っておらず…。
ガーランド -獣人オメガバースー 上ガーランド -獣人オメガバースー 上
どうしてオメガに生まれたんだろうー。上流貴族のハーレムにオメガを派遣することで繁栄したミュラー家。そんなミュラー家に生まれたオメガのジルは自分の運命を受け入れられずにいた。オメガらしく振舞えず、家族からも見放されて育ったジルは、追い出されるように幼馴染の獣人貴族のアルファ・アルバートのもとに嫁ぐことが決まる。オメガという運命は変えられなくても、優しいアルバートに嫁ぐことが幸せなのだと自分に言い聞かせ過ごす毎日。そんな時、ひとりの獣人がミュラー家を訪れる。国一番の名門貴族ジークフリード家の三男ディエゴだった。ミュラー家の異端児・ジルをハーレムに迎えると勝手に決めてしまう傲慢なディエゴに反発するジルだったがー。
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