著者 : 翔野祐梨
少年に扮して働いていることは、 女嫌いの城主には秘密、のはずだった。 理不尽な里親に耐えられず家を飛び出した孤児のジョアンヌ。 さる古城で住み込みの仕事を得たが、気がかりが一つあった。 城の主人のパトリックが若い女性を雇わない主義らしく、 彼女は少年のふりをして働き、暮らさなくてはならないのだ。 幸い、城には目の悪い家政婦がいるだけで、主人が戻ることはまずない。 そんなある日、近くの小川で泳いでいたとき、 ハンサムな黒髪の男性と出逢い、ジョアンヌは彼を強く意識した。 でも私は少年として働く身。誰にも女だと知られてはいけない……。 逃げるように城へ帰ったジョアンヌは、驚きの人物に迎えられた。 さっき小川で出逢った男性ーー彼はなんと城主パトリックだったのだ! 不遇な人生から這い出し、生きるために男装生活を選んだヒロイン。傲慢で女嫌いと聞く城主パトリックに女性だと知られたら、解雇はまぬがれないと覚悟していましたが……。英国の人気作家ソフィー・ウエストンが描いた、男装ヒロインと年上富豪ヒーローの純愛物語。
いつか名ばかりの夫が、 私を愛してくれますように。 両親に疎まれ、愛を知らずに育った天涯孤独のアビーは、 どうしても家族が欲しくて人工授精で子供を授かった。 看護師をしながら幼い娘をひとりで育てていたある日、 アビーは新任の外科医が友人の兄ニコだと知って驚く。 イタリアの名家出身の彼はハンサムだが傲慢で、 学生時代、地味で内気な彼女には目もくれなかった。 その夜、突然ニコがアビーを訪ねてくると、耳を疑う要求を 突きつけた。「きみの娘の父親は僕だ。娘を返してくれ」 冗談じゃないわ! 父親が誰であろうと大切な宝物は渡せない。 だが、彼が重病に罹り子供をもてなくなったと知った彼女は……。 サラ・モーガンの個性が光る、シークレットベビー・ロマンスの登場です。ヒロインが人工授精で授かった我が子の父親は、驚いたことに、かつての憧れの人。娘のため、そして彼のために便宜結婚を選んだはずのヒロインでしたが……。感涙必至の感動作!
両親に疎まれ、愛されずに育った孤独なアビーは、 どうしても家族が欲しくて人工授精をして母親になった。 看護師をしながら幼い娘をひとりで育てていたある日、 アビーは新任の外科医が友人の兄ニコだと知り驚く。 イタリアの名家出身の彼はハンサムだが傲慢で、 学生時代、内気な彼女は怖くて口もきけなかった。 ニコは私みたいに地味な女のことなんて覚えていないだろう。 ところがその夜、彼女の家にニコが突然訪ねてきた。 僕の子供を取り返しに来たーーそう告げるために。
里親の理不尽な暴力に耐えられず、家を飛び出した孤児のジョー。 そんな彼女はある日、水辺で、美貌の男性パトリックと出逢う。 生まれて初めて優しくされて、ジョーは心惹かれるが、 彼女には知られたくない秘密があり、逃げてしまうのだった。 ジョーはこの近くの古城で雇われていた。だが主人が女嫌いで 少年のふりをしているのだ。幸い、目の悪い家政婦がいるだけで、 主人が戻ることはまずないが、女と知れたら首になってしまう。 ところが、城に帰ると、城主バーンズが帰還していた。 しかもそれは、さきほど水辺で会ったパトリックだった。