著者 : 船場弘章
こんにちは、ディケンズ先生3こんにちは、ディケンズ先生3
4年間の大阪転勤を経て、東京に戻ってきた小川。久しぶりにディケンズ先生が夢に現れると、彼は自分の生誕200周年を祝うために計画中だった。演奏者としての頭角を現す娘たちに刺激を受けながら、妻・秋子とともに音楽にのめりこみ、新しい友人も増えた。「50歳までに小説家になる」と宣言をした小川は、いよいよ執筆をはじめる。愉快なディケンズ先生の助言のもと、忙しくも充実した日々を過ごす。そこに思いもよらない危機が訪れ…。ハートフル・ヒューマン小説、第3弾。
こんにちは、ディケンズ先生4こんにちは、ディケンズ先生4
音楽活動に精を出す一方で、小川は小説の制作を進めていた。相変わらずディケンズ先生は夢に姿を現しては、小川の人生相談に乗ってくれたり、自分の著作について語っていた。ひょんなことから小川はディケンズ先生に対して、数々の名作の普及のために貢献することを約束する。永遠の名作『クリスマス・キャロル』。小川は自分の小説の中で演劇化を試みるが、果たして成功するのか?連作中編ヒューマンドラマの続編。
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