著者 : 芦原モカ
研究者として将来有望な男爵令嬢シェリィは、同級生に騙されて自分が作った「見た相手への好意が増幅してしまう」媚薬を飲んでしまう。媚薬に苦しむ彼女がうっかり逃げ込んだ先は、幼馴染で初恋の人の公爵令息オリヴァーの研究室だった! 彼は自分を嫌っているはずなのに、シェリィを救うために残りの媚薬を飲み、二人は一夜限りの関係を持つことに。しかし翌朝、彼は「正式に君の親に婚約を申し込んだ。これでシェリィは俺の婚約者だ」と言い出した!? 媚薬の効果が切れていないことに焦ったシェリィは元に戻す方法を探すが、オリヴァーはそれまでの態度が嘘のようにデレデレに……極デレに進化し溺愛してきて!? 媚薬から始まる両片思い!
うっかり飲んだ媚薬のせいで若き公爵リディウスと一夜を過ごしてしまった男爵令嬢フレア。彼とは良き友人同士なのに何てこと!その後あれよあれよという間に結婚するも、仕事に生きる彼女に公爵夫人の座は荷が重い。そこで新婚早々、法律で離婚可能な半年後に別れることを彼に提案。一方、ずっとフレアに片思いしていたリディウスは焦る。今まで関係を壊すのを恐れ告白できずにいた彼は、この半年でせめて恋愛対象に昇格すべく作戦を立てるがー?
幼なじみの澪が聖女召喚されたのに巻き込まれ、異世界に来てしまった悠真。チート能力を得た澪と違って魔力すらない“おまけ”だけれど、異世界は予想外に快適だ。魔道騎士で実は第一王子だったアルフレッドの婚約者になり異世界生活にも慣れた頃、悠真と澪は学園に通うことになる。目立たず平穏に過ごせるよう平民として入学した悠真だが、変な教師に目をつけられたり伯爵令息から求婚されたりー思惑とは違う学園生活に!?チート騎士×おまけの平凡男子の異世界溺愛BL、第2巻!
血液から希少な魔石を生み出せる特殊体質をもつ伯爵令嬢ローゼ。それに目をつけた悪辣な義母たちに非道の限りを尽くされ、気づけば余命わずかとなっていた。そんな彼女が嫁がされた相手は、天涯孤独で借金まみれの没落貴族レオ。「ぼくは君がここに来てくれて嬉しいよ」絶望に打ちのめされたローゼの心を、彼のまっすぐな優しさと献身が解きほぐしていく。そんななか、無情にも義母の魔の手が忍び寄る。だが、レオには隠された秘密があってー!?第2回Jパブ大賞大賞受賞。