著者 : 荻生徂徠
政談政談
「忠臣蔵」の赤穂浪士の処遇に困った幕府が頼った知恵袋・荻生徂徠の出した意見書『政談』。その内容は悪魔的な統治術であり、その存在は門外不出とされ、幕府倒壊後まで世に明らかにされることはなかった。2055年、人口減少、産業衰退の危機に直面した日本が取った選択は、完全無欠のコンピュータ“SORAI”に政策を委ねることだった。「同業者は同じ場所に住むこと」、「無職の禁止」等、驚きの施策の数々に翻弄される青年ミュージシャンの恋の行方は?人間存在の根幹に迫る近未来SF仕立ての儒学!
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