著者 : 荻野敏文
山並みの彼方へ山並みの彼方へ
平穏な人生より、夢と冒険を。 文無しから始めたふたつの会社は、 従業員500名を擁する企業に。 地域に根差し、社会を支え続けてきた男の心の奥にある揺るぎない思いとはーー 人生の真髄を説く自伝的小説 序章 谷川一郎の故郷 埼玉県熊谷地方 聖天様と熊谷地方の暮らし 第1章 苦難の少年時代 子供達の戦後 はかなく消えた夢 働きながら学ぶ 第2章 青春の旅立ち 家出 空しい日々 ようやく見つけた希望の道 警察官拝命 見合い 年老いた両親 第3章 運命の分かれ道 弟が家を出る 同僚との別れ さらば親友 工場長との出会い 兼業農家となる 第4章 事業への道 独立を決意 開業資金 窮地を救った妻の協力 小さな出発 見事に的中した予言 偉大なる兄の遺訓 支えてくれた人達 第5章 二つ目の会社を立ち上げる 副業:野菜の産直販売 副業:アルミサッシの販売 大利根パック本格始動 第6章 家族や社員とともに 赤貧の中の子供達 社員は家族 会うは別れの始め 安らかに眠れ 消えてしまった570万円 盗まれていた通行券 世代交代 第7章 山並みの彼方へ 父親との別れ 病魔との戦い1 大腸癌 病魔との戦い2 ひざ関節症 病魔との戦い3 前立腺肥大症 病魔との戦い4 濃厚接触者 人生の教え 山並みの彼方
死線を越えて 私が病魔を倒すまで死線を越えて 私が病魔を倒すまで
埼玉県熊谷市の農家に生まれ、定時制高校を卒業後さまざまな職業を経て、警察官採用試験に合格。本部の機動隊に勤務していたが、ある日突然、周囲の反対を尻目に辞表を出して退職。そして波乱の人生の幕が上がるー。大腸癌、膝関節症、不眠症、白内障、心気症…。次々と襲い来る病魔との訣別まで、ひとりの男の人生を追う。
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