著者 : 藤原宰太郎
E・A・ポーが書いた世界初の推理小説『モルグ街の殺人』の犯人は?そう、オランウータン。-以来、可愛くて獰猛な動物たちはミステリーの主役として大活躍してきたのです。そこで、今回のおもしろ推理パズルは、動物たちの魅力的なミステリーをお届けします。61問の難事件が解決するかしないかは、すべてキミの推理次第。ミステリー動物園へようこそ。
推理トリック研究家の久我京介のところへ、女子高生から手紙がとどいた。「父が青酸カリで毒死、警察は自殺と断定しました。でも、わたしには信じられません…」完全な密室、しかもトリックは、久我の本に書かれたとおりだった。-密室、ダイイング・メッセージ、アリバイ。推理小説の3種の神器を駆使した功妙なトリックの数々を、久我が飄々と解明する。
「女子大生誘拐事件」「熱海別荘殺人事件」「ローカル鉄道の怪事件」など12の難事件、怪事件をあなたの頭をフル回転させて解決してほしい。『おもしろ推理パズル』シリーズ6冊目のこの本では、ちょっと趣向を変えて、推理トリック研究家の久我京介氏に登場してもらった。
窓とドアは閉め切られ、蟻さえ侵入できない密室。そこに他殺死体が転がっていた。犯人はどんなトリックを使ったのか?-古今東西、ミステリーファンを魅了してやまない密室トリック。密室は無限の謎を秘めた小宇宙だ。さあ、50の難事件に挑戦しよう。トリックを見破れるのは、名探偵のキミだけだ。好評シリーズ第5弾。
推理トリック研究家・久我京介と助手・明夫、その女友達の洋子は、瀬戸内海の別荘に招待されて夏のバカンスを楽しんでいた。「あっ、首がない!」無人島の浜辺に、まるで日光浴でもするかのように横たわる、男の首なし死体。続いて起こる密室殺人。本書主人公同様、推理トリックに造詣深い著者が放つ長編第2弾。