著者 : 藤子・F・不二雄
夢をあきらめるのは、よくないことですか? 古今東西から「夢のあきらめ方」にまつわる物語を集めたアンソロジー。 夢をあきらめた人へ、夢をあきらめようとしている人へ、そして夢をもつことさえできなかった人へ……。 「絶望書店」書店主からのご挨拶 書店にぶらりと立ち寄って、そこで思いがけない本と出会う。 それこそ、書店の楽しみではないでしょうか。 うちも、そういう書店でありたいと思っています。 ただ、小さな書店ですから、どんな本でも置いてあるわけではありません。 うちに並んでいるのは、「夢のあきらめ方」に関する本だけです。 「なぜそんな本を?」と思われるかもしれません。 でも、「夢をかなえる本」や「夢をあきらめない本」なら、他の書店さんにたくさんあります。 ですから、一軒くらい、こういう書店があってもいいのではないでしょうか? 夢がかなわなかったとき、夢をあきらめなければならないとき、この書店をぶらりと訪れてみてください。 本なんか読む気になれないかもしれません。でも、ひとつの物語との出会いが、もしかすると、あなたにとって、とても大切なものになるかもしれません。
川村元気脚本を、完全小説化! 「宝島を見つける!」とジャイアンたちに宣言したのび太は、ドラえもんのひみつ道具“宝探し地図”を使って宝島を探す。地図が指し示した場所は、なんと太平洋上に突然現れた新しい島だった。ノビタオーラ号と名付けられた船で宝島に向かったのび太たちは、あと少しで島に上陸というところで海賊から襲われる! その戦いのドタバタの中で、しずかが海賊船にさらわれてしまった! はたしてのび太たちは海賊からしずかを助けることができるのか? そして宝島に眠る財宝に隠された秘密とは一体何なのか!? 映画プロデューサーであり、ベストセラー『世界から猫が消えたなら』の著者である川村元気が、はじめて脚本をてがけた映画ドラえもんを完全小説化。