著者 : 西木暉
異国の丘から 帰還した本多二等兵が見た 米占領下の日本異国の丘から 帰還した本多二等兵が見た 米占領下の日本
昭和22年、過酷な極東シベリアの収容所から日本に辿り着いた体験を、一兵士の視点から描いた実話にもとづく物語。アメリカ軍占領下の日本に主人公は大きな衝撃を受ける。
異国の丘へ異国の丘へ
終戦前後、満州の最前線に駐屯した一大隊がどのように行軍し、ソ連の捕虜となったのかを一兵卒の目から描いた小説である。平和な日常に生きている私たちは、戦争がどれほど過酷で惨いものかを実感する機会はほとんどない。
対馬への旅対馬への旅
昭和40年代、長崎県対馬でイタイイタイ病発症の疑惑が発覚するなか、会社ぐるみの隠蔽工作の当事者として県議会の証人尋問を受けた義父。手帳に遺された「罪なきこととけして言うまじ」の言葉の真実を追って、夫婦の過去への旅が始まる。
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