著者 : 転
一人暮らしのアラサー優人は、休日の暇つぶしにゲーセンを訪れた。何だか困っているJKを見かけ声をかけると、彼女は俺以外からは見えない「幽霊」になってしまっているようで…思わず家に連れ帰り、JKとの同棲が始まった!こんな年下と同棲なんて不健全と思いきや、幽霊だから物にもさわれず、最初のうちは共同生活に一苦労。けれど人懐っこく世話焼きな同居人のお陰で、食事に旅行に新しい友人作りにと、いつしか休日や帰宅が楽しみになっていき…!
神隠しに遭い「神様の料理番」となった、りん。美しい神様・御先様に「美味い」と言わせるべく、電気もガスもない世界「神域」で毎日奮闘している。季節は梅雨のはずなのに、現世では雨が降ってない様子。この異常気象をどうにかするため、全国の神様が京都に緊急招集されることになった。料理番としてついて行ったりんは、そこである料理人と出会い、人生の大きな決断をするー。続々重版の人気シリーズ、待望の第四弾。神様と人間のおいしい絆の物語。
呪いを解き終え、新たな仲間も加わったクマキチファミリーたちはヴァリアントの森に戻って、久方ぶりの平穏を楽しむ。かまくら、雪うさぎや雪だるまを作ったり、雪合戦でお互いの絆を深めていた。ほどほどに傷も癒え、一息ついたところで、罠の見回りに出たアルティナが赤ん坊を連れて行き倒れた一人のメイドを連れて帰る。クローディアと名乗ったメイドは頑なに赤ん坊の素性を語ろうとしないがー。大人気シロクマファンタジー第七巻!
神隠しに遭い「神様の料理番」となった、りん。美しい神様・御先様に「美味い」と言わせるべく、電気もガスもない世界「神域」で毎日奮闘している。師走を迎えたある日、りんは不思議な夢を見る。子どもが泣きながらお腹が空いたと泣いているのだ。実はそれが、ある神様からの呼び出しのサインでー。続々重版の人気シリーズ、第三弾の舞台は伊勢!おせち料理と神様たちの迎春の物語。
幼き頃に出会った旅人が語った冒険譚に憧れ、冒険者になるべく冒険者ギルドを訪れたリョウマだったが、階級を決める審査の結果、一人では魔物の討伐すら受けられない冒険者とは名ばかりの見習い『鉄等級』に認定されてしまう。途方に暮れるリョウマだったが、一組の冒険者パーティに加えてもらえる事に。そして、彼らと主にダンジョンへと向かったリョウマだったが、こき使われた挙げ句にダンジョンに置き去りにしてしまう…。
「君に流星をプレゼントしよう」 満天の星空から流れる一筋の光。 不思議な青年との出会いが物語の始まりだった! 浅草に住んでいた大鳥居祥子(おおとりいしょうこ)の実家は明治時代から続く「人力舎」という地元でも有名な車引きの店を営んでいた。 父への反発心から京都の大学に進学して卒業するまで地元に戻ることはなかったが、家業の車夫を継ぐために久々に実家に帰ってきた祥子。 しかし、彼女が目にしたのは、タクシー会社に業態転換した「人力舎」の変わり果てた姿だった。 父が祖父や母の反対を押し切って無理矢理タクシー会社を始めてしまったのである。 車夫という仕事を愛する祥子は父の行いがどうしても許せなかった。 思わず家を飛び出した祥子が桜橋の袂で出会った大也(だいや)と名乗る青年は、祥子のためにマジックを見せてくれるという。 彼は持っていたステッキで星の1つの周囲に小さな輪を描くとその星がそのまま流星となった。 星は次々と流れていく。2つ3つ4つと… 大道芸人だというこの青年に祥子は興味を抱くようになる。 大也は大道芸をする傍ら浅草の古い民家を改造したシェアハウスの大家もやっていた。 部屋に空きがあることを知った祥子はそこに住むことに決める。 ところが、シェアハウスの住人は、フィンランド出身の銭湯の店番、世界的歌姫、小料理屋の店員、水上バスの乗員など職業も国籍もバラバラでクセのある人物ばかり。 バラエティにとんだ住人たちが引き起こすミステリアスな事件に祥子は巻き込まれていく。 観光の街「浅草」には実はとんでもない秘密が隠されていた。 祥子は大也とともにその謎解きに挑戦する。 第一章 始まりは浅草駅から 第二章 花見の名所『桜橋』 第三章 大也のシェアハウス 第四章 寄合は神社の集会所で 第五章 女神様を目指して草むしり 第六章 三社祭 第七章 両国国技館でロボット大会 第八章 名探偵祥子 事件の謎に迫る 第九章 リリーさん救出大作戦 終章 あとがき
突然、神隠しに遭い「神様の料理番」となった、りん。美しい神様・御先様に「美味い」と言わせるべく、電子レンジも冷蔵庫もない世界で毎日奮闘している。そんな中、全国の神様が出雲に集まる「神在月の宴」に料理番としてついていくことに。着いて早々大量のご飯を炊かされ、へとへとになるが、加えて男神様と女神様の喧嘩が勃発!それをおさめるため、りんはある提案をするー。心もお腹も満たされる神様グルメ奇譚、第二弾。