著者 : 輝竜司
魔族領に腰を据え、ひょんなことから完全復活した「私」。神化した転移能力ならどこにでも行けると言われ、ひらめいた。「私」を勝手に蜘蛛にしやがってくれた世界の管理者、「D」にも会いに行けるんじゃ……!?
神化によりスキルとステータスを失った蜘蛛子は、一般人以下のお荷物状態になっていた。そんな魔王一行に襲いかかる転生者ーー狂戦士と化した鬼人。しかも蜘蛛子は最強魔王とはぐれてしまい……これって大ピンチ!?
蜘蛛子と魔王ら一行は、荒野を行く途中で、蟻のモンスターに襲われるが、当然軽々撃破。しかし、蟻の巣の底に眠っていたはずの……最悪最強の無人殺戮兵器が目を覚ましてしまってーー!?
親からの虐待により、人間不信の中、どこか醒めた生活を送っていた柏木大悟は、突然、見知らぬ女子とペアを組み、命を賭けたゲームに参加させられることになるが……?
マザーとの死闘を制し、次なる敵【魔王】との戦いへ向けて力を溜める日々。だが強くなりすぎた「私」は人間たちの注目を嫌でも集めてしまう。遂に捧げ物の食べ物が!? 蜘蛛子と人間たちの道が交わる第五章開演!
遂に魔物だらけの危険なエルロー大迷宮を脱出し、人間のいる世界へ! けれど地上で待ち受けていたのは、龍すら凌駕する蜘蛛種の女王、「私」の生みの母で……。マザーとの苛烈なる死闘を書き下ろした第四章開演!
マグマの海で火竜を退けた蜘蛛子を待ち受けていたのは、宿命の天敵・地竜アラバだった……! エルロー大迷宮の盟主に、蜘蛛子は覚えたての魔法で立ち向かうことになるが、全く歯が立たずーー!?
韋駄天の俊足と蜘蛛糸の罠を駆使して魔物を倒せるようになった「私」。調子に乗って、脱ダンジョン!と新たなエリアへ飛び出したはいいけど……そこは蜘蛛糸の天敵、炎に覆われ火竜が闊歩するマグマの土地だった!