著者 : 透
神竜の後継者1 出来損ないと二人の守護竜神竜の後継者1 出来損ないと二人の守護竜
いつも通りVRMMOをプレイしていたはずが、気づいたらゲームの悪役ハイネ・クローデルになっていた。次代竜王の証である竜紋を持ちながら竜化できない一族の嫌われ者で、将来的に勇者に討伐されてしまうーそれがハイネ。大好きなゲーム世界に生きる竜人族になったなら、破滅を回避して長生きしたい。でも、右腕にある竜紋がおかしい。「神竜の後継者」の紋らしいが…そんな設定なかったよな?面倒事に巻き込まれたくなくて異質な竜紋を隠していたのだが、南方守護騎士団長セン・カレナに知られ、運命は思わぬ方向へー!?WEB発 珠玉の主従×溺愛ファンタジーBL、開幕!
祝福をもたらす聖獣と彼の愛する宝もの祝福をもたらす聖獣と彼の愛する宝もの
「おまえは私の宝だから」--家庭に恵まれず孤独を抱える自分にお守りの指輪をくれた綺麗な人ーーそんな前世の記憶を思い出したヨアンは、魔法名門侯爵家の子でありながら祝福が受け取れず、魔法が使えない「紋なし」と疎まれていた。けれど、記憶を思い出したことで劣等感を払拭したヨアンは開き直ることに。しかし、そんな彼に告げられた進路は「聖獣の世話役」。実質の死刑宣告だった。逃げるつもりだったヨアンだが、聖獣の正体が記憶の中で自分を宝と言ってくれたその人だと知る。記憶とは姿が違うヨアンを、聖獣は覚えていない。彼のお守りを守れなかった後悔を胸に、今度こそは彼の役に立とうとヨアンは思うが…。
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