著者 : 野々山真輝帆
ラテンアメリカ傑作短編集〈続〉ラテンアメリカ傑作短編集〈続〉
マジックリアリズムだけじゃない ラテンアメリカ文学の内省と豊穣。 日本初紹介作家を含む、短編アンソロジー。 収録予定作品 ノクターン リカルド・グィラルデス/足立成子訳 悪魔の姑 カルメン・リラ/豊泉博幸訳 魂 フリオ・ガルメンディア/水町尚子訳 私に似た女 フェリスベルト・エルナンデス/平井恒子訳 タマリアの幻影 リノ・ノバス・カルボ/足立成子訳 すばらしいミリグラム ホアン・ホセ・アレオラ/鈴木宏吉訳 獣人 ロベルト・アルルト/早川明子訳 アナクレト・モロネス フアン・ルルフォ/辻みさと訳 運命は忘れられた神 ギリェルモ・メネセス/鈴木宏吉訳 精神病院の日曜日 ホルヘ・エドワーズ/栗原昌子訳 屋根部屋 マリオ・ベネディッティ/有働恵子訳 夜の随想 アウグスト・ロア・バストス/有働恵子訳 俺たちが人間に戻った夜 ホセ・ルイス・ゴンサレス/栗原昌子訳 リナーレス夫妻に会う前に アルフレド・ブライス・エチェニケ/相良勝訳 アナポイェシス サルバドル・エリソンド/川村菜生訳
ラテンアメリカ傑作短編集ラテンアメリカ傑作短編集
スペイント語圏ラテンアメリカ短編文学のはじまりともいえる重要作品「屠場」をはじめ、幻想的な「ルビー」「赤いベレー」「新しい島々」、大地の渇きが伝わる「インディオの裁き」「その女」など、ロマンチシズムからモデルニズモ、クリオーリョ主義、実存主義までの多彩な傑作短編を、文学の発展過程を見通せるように編纂。本邦初紹介作品を含む、心を打つ名作18編。
赤い手の王赤い手の王
19世紀スペインの生んだ天才詩人の描く幻想的な世界の物語。兄を殺して王になった弟の手から血の色が消えない…。破壊の神シヴァと救済の神ヴィシュヌの争いを背景に、贖罪の旅に出るインドの王と恋人。愛、情熱、勇気、恐怖……。
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