著者 : 鈴木美幸
妖魔の宴(フランケンシュタイン編 2)妖魔の宴(フランケンシュタイン編 2)
モンスターが帰ってきた。ハリウッドに、スラムに、アジアの裏町に…。19世紀に描かれた物語は、今世紀の半ばにユニヴァーサル映画やその後継者によって姿形を得て、再びこの世紀末に甦るのだ。ヴィクトル・フランケンシュタインおよびその子供たち、そして原作者メアリー・シェリーに至るまで、創造主と創造物の織りなす愛憎のドラマが、SFやミステリーの鬼才たちによって紡ぎ出される。不死鳥の如く新たな翼を得て甦ったゴシック・ホラー・モンスターの傑作アンソロジー、最終章。
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