著者 : 鏑木康隆
商家の令嬢ディアナは、戦火で窮地に陥ったところ庭師の青年レオンに救出され、以前から秘かに思いを寄せていた彼と二人で田舎暮らしを始めることに。すれ違いつつも互いの想いを確かめ合い、念願叶ってレオンと結婚したディアナだったが、姉の夫婦喧嘩や義兄たちのゴタゴタに巻き込まれ、次々とトラブルが舞い込んでくる。そのたびにディアナは、持ち前の機転と快活さ、父譲りの商魂を発揮して、問題を乗り越えていくのだった。これは没落令嬢と“謎の花”が、何もない閑村を楽園に変えていく辺境開拓スローライフストーリー。第3回アース・スターノベル大賞審査員賞受賞作。
しがない貴族の次男であるカインド・アスベル・ソーベルズの始まったばかりの旅は、盗賊団に捕まりアジトへと連れて行かれるという形で突然のクライマックスを迎えていた。自らの行く末を案じるカインドはしかし、ルース・アーガードという謎の美青年と、卵から誕生したドラゴンの子どもによって助けられる!しかしそのドラゴンは、ルークセント王国の国宝ー『龍の卵』から生まれたものだった。図らずも国宝から生まれたドラゴンに懐かれたカインド(とルース)は、ルークセント王国の王宮に招かれるがそこにもまたトラブルが待ち受けていてー!?第3回講談社ラノベチャレンジカップ“大賞”受賞作にして「小説家になろう」上で人気を博した名作が上下巻で刊行!
ルークセント王国の国宝『龍の卵』から生まれたドラゴンーイクシスに懐かれてしまったカインド。偶然知り合った男装の麗人にして大英雄アレイド・アークの子孫ルースとともに、国宝を巡るごたごたに巻き込まれてしまう。王女誘拐事件、さらには王国を揺るがす大きな陰謀に巻き込まれる中で、勇気と機転(とルースとイクシスの力)を使い、平凡な貴族の次男であったカインドは自らの旅の目的そしてなすべきことを見つけ出すー!第3回講談社ラノベチャレンジカップ“大賞”受賞作にして「小説家になろう」上で人気を博した名作が上下巻で刊行!