著者 : 長崎尚志
「長崎さんならではの“奇抜なのに説得力ある設定と展開”に一気に引き込まれました。キャラクターも最高です!シリーズ化を希望します!!」 村瀬健氏(フジテレビ ドラマ映画プロデューサー『silent』『キャラクター』他) 「悪徳警官と生真面目な刑事のバディものなのか、と思っていたら意外な展開を迎えて唖然。何だ、この物語の広がり方は。」 若林踏氏(ミステリ書評家) “悪とは何か? 正義とは?”を問う衝撃ミステリー! 神奈川県警最悪の汚れ刑事、闇に潜み続けた最凶最悪の“悪”に挑む! 郊外の森林公園で発見された身元不明の死体の捜査に従事していた神奈川県警捜査第一課の桃井小百合は、県警本部に呼び出された。 そこで彼女は本スジからはずれ、迷宮入り事件を専門に捜査する特命中隊の赤堂栄一郎警部補と組むように指示される。 赤堂は以前、捜査一課の強行犯係にいた際は、“神の手”と呼ばれたエース刑事で、その検挙率は群を抜いていた。だが彼は汚職の疑いがある“汚れ刑事”でもあった。 身元不明遺体発見現場に向かった赤堂と桃井は、その近くの山中で複数の遺体が埋められている場所を発見する。 二人の捜査はやがて、戦後から続く人狩り集団の存在に辿り着いていく。 それは神奈川で続く神隠し事件の真相につながっていた……。
<広島発世界行き>熱く重厚なミステリー 広島郊外の山中で、一組の白骨遺体と頭蓋骨が見つかった。鑑定の結果、白骨遺体は推定50代〜70代の白人女性で死後半年以上が経過、頭蓋骨の方は1950年以前に生きていた日本人のものであることに絞り込まれた。 広島県警捜査一課警部補・矢田誠らは、行方不明の白人リストのなかから、ある来日女性に着目する。彼女は、いったい何をしていたのか。捜査の過程で、終戦後跋扈していたある少年グループに辿り着く。
15年の時を経て起きた、一家惨殺事件。謎が解決したと思いきや、新たな謎が……。イマドキの刑事と伝説の元刑事の迷コンビが謎を追う。予想もつかないラストが待ち受ける、衝撃の警察ミステリー!
「大作映画のようだ。困るなー。俺より面白いんじゃないか?」と今野敏氏も驚愕! 伝説の元刑事とイマドキ刑事、執念の捜査行。 パイルドライバーの異名をとる元刑事久井重吾の元に訃報が届いた。元上司が残酷な手口で殺害されたというのだ。しかも十三年前の未解決少女殺害事件の手口と酷似していた。イマドキの刑事中戸川俊介とコンビを組み、アドバイザーとして捜査を開始した久井。やがて、元上司が引退後も追っていた未解決事件の裏に、不法滞在中国人の存在が浮かび上がり、県警警備部も事件を追っていることが判明。直後、第二の殺人が。謎が謎を呼ぶ事件の犯人の正体は。 進化を遂げた警察ミステリー!
不可解な死を遂げた、伝説の漫画編集者。すべての漫画好きを唸らせる、最強の漫画×ミステリ! 「絶対に勝てる漫画誌のノーハウ」を誰にも話さずに消えた、伝説的編集者。フリーの漫画編集者・醍醐は、その跡目の編集長を依頼される。不可解な死の真相、そして彼の目指した漫画誌が気になった醍醐は、その依頼を引き受けるがーー。発売前にドラマ化決定! 漫画原作者・長崎尚志だからこそ書けた、博覧強記の漫画ミステリ。
『MASTERキートン』を手がけた漫画界のカリスマが描く、ノンストップミステリ! 邪馬台国最大の謎、封印された誘拐事件。創作中に姿を消したホラーの鬼才を捜してほしい。その依頼が全ての始まりだった。邪馬台国最大の謎に挑み、最後の“女帝”漫画家を復活させる。映画マニアの少年を救い、忌まわしき過去の事件を陽光のもとに──。傍若無人にして博覧強記、編集者醍醐真司が迫りくる難題を知識と推理で怒濤のように解決してゆく。漫画界のカリスマにしか描けない、唯一無二のミステリ。『黄泉眠る森』改題。
15年の時を経て起きた、一家惨殺事件。謎が解決したと思いきや、新たな謎が……。イマドキの刑事と伝説の元刑事の迷コンビが謎を追う。予想もつかないラストが待ち受ける、衝撃の警察ミステリー!
失踪した漫画家の過去、「邪馬台国」の謎ーー葬られた記憶の鍵は、すべて漫画が握っている! デブでオタクで偏屈な天才的漫画編集者、醍醐真司。創作中に姿を消した人気ホラー漫画家の謎を追いながら、最後の“女帝〞漫画家と「邪馬台国」という古代史最大の難題に挑む。すべてのピースがはまったとき明らかになる、おぞましくも悲しい真実とはーー。漫画界のカリスマが魅せる、知的興奮に満ちた博覧強記ミステリ!
元警察官の“探偵”水野優希がコンビを組んだのは、容貌魁偉、博覧強記、かつとても感じの悪いフリー編集者・醍醐真司だった。巨匠漫画家のスタジオに残されていた、未発表作品の謎の解明を依頼されたのだ。やがて、この画稿と過去の連続女性失踪事件が重なりはじめーー。『MASTERキートン』はじめ数々のヒット作を手がけてきた著者が全ての力を注ぎ込んだ、驚天動地の漫画ミステリ。
漫画界の巨匠が遺した未発表原稿。発見された50枚の原稿には、若い女性を誘拐・監禁し、苦悶する姿をデッサンして殺害する“漫画家”なる人物が描かれ、さらには、作中の被害者の顔は、35年前の連続女性失踪事件で消えた女性に酷似していた。果たしてこれは巨匠本人が描いたものなのか?別人だとすれば誰が、何のために?作者は現実に女性を次々に誘拐し殺した犯人なのかー原稿に遺された痕跡が新たな猟奇事件を招き、驚くべき犯人像が浮かび上がるが…。二転三転から、ありえない結末へ。伝説的名作『MASTERキートン』原作者の一人。漫画界のカリスマだからこそ書けた驚愕のミステリー長編。