著者 : 間明田
箱入令嬢シリーズ2 引きこもり箱入令嬢の結婚箱入令嬢シリーズ2 引きこもり箱入令嬢の結婚
「認められません。箱のままであろうとする婚約者も、社交の場に出てこない婚約者も」王国のご意見番と言われる国王の叔父・ニコラス翁が大勢の貴族が居合わせる場で、王子の結婚相手としてモカの『箱』にこもりきりの奇矯な有り様に苦言を呈した。モカ達がニコラスへの対応の練る中、密かに進行する新たなサイフォン王子暗殺計画。「箱入令嬢」モカは勇気を振り絞って、次々と立ちはだかる困難に立ち向かう。初恋の王子との幸せな結婚のためにー!
引きこもり箱入令嬢の婚約引きこもり箱入令嬢の婚約
「箱…?」「箱だよな…」「何なのかしら、あの箱…?」成人会ー貴族が17歳を迎えた夏に招かれる王家主催のパーティ。その華やかな会場の片隅に謎の木箱が置かれていた。好奇心に満ちた顔で近付いた第二王子が、「ダメだ。気になって仕方ない。なんだこれ?」と箱の表面を叩くと、「あ、あの…なにか、ご用でしょうか?」と可憐な声が!文字通りの「箱入りお嬢様」と王子様のおかしな恋の物語ー。
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