著者 : 関俊介
精密と凶暴精密と凶暴
古来より権力者の密命を請け暗躍する戦闘集団「シノビ」。超常的な能力を持つ彼らを、人は重宝し、恐れた。時はくだり、現代。シノビの末裔たるトウコと能力者のシヤは、内閣情報調査室・八田稔の下、秘密裏に問題処理にあたる。そんな二人に舞い込んだ、ある外務省職員と元公安の調査依頼。児童売春、殺人、脅迫…数々の非道が明らかになっていく。さらにシノビ合法化を画策する国会議員・岡本歌穂がシヤたちに接近。事態は予期せぬ方向へ動き出す。息もつかせぬ超絶アクションと謀略の渦が巻き起こす圧倒的異能力エンタメ!
ブレイン・ドレインブレイン・ドレイン
ここから出て生きていける可能性があるなら、それが藁だとわかっていても、俺はすがるしかないんだ。犯罪性向を持つ邪悪な人間「欠落者」を選別できるようになった社会ー。欠落者は脱出不能の人工島に隔離されている。BDことセイもその一人。だがセイは、自分が残虐極まりない欠落者たちとは違うことを知っている。なぜこんなことに?どうすれば、分かってもらえる?自由とひきかえに得た特異な能力で、島に逃げ込んだ凶悪犯を狩るセイに、密命が持ち込まれる。報酬は言い値。そればかりか恩赦で島を出られるというのだがー。
絶対服従者(ワーカー)絶対服従者(ワーカー)
服従以外に俺が生きのびる道はない。突然変異で高度な知性を備えたハチやアリがヒトの代わりに働き、失業者が溢れる街で、おぞましい秘密工場の存在を知ってしまった俺。長期政権で街を牛耳る市長の悪事を暴くべく、決死の闘いから生還した先に待っていたのは、働きアリの苦渋を味わう絶対服従の日々であったー。第24回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
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