小説むすび | 著者 : 阿木よし生

著者 : 阿木よし生

ガラスの靴ガラスの靴

靴を片方なくした秘書。 それを拾ってくれるのは……。 「君は母を見失ったのか! 長旅を終えたばかりの老婦人を!」 怒り狂う社長リードを前に、ダーシィは言葉もなく身をすくませた。 敏腕実業家の彼に秘書として雇われて7カ月、 ダーシィは今日、ロンドンを訪れた彼の母親を迎えに行った。 空港で会えたまではよかったが、オフィスに戻ってくる途中、 ちょっと目を離したすきに、老婦人は忽然と消えてしまったのだ。 絶望的だわ……彼の信頼を失ってしまったんだもの。 これまで密かに抱いていた彼への想いも、もう叶わない。 ダーシィは悲しみをこらえて、くびを言い渡される瞬間を待ったーー まさか、恋人のふりをしてリードの実家へ行くことになるとも思わず。 英国女王も認めた大作家の名作を厳選してお届けする《キャロル・モーティマー・コレクション》。本作は、少しおっちょこちょいな秘書ヒロインと、鷹のように威圧感たっぷりだけれど魅力的なボスヒーローの物語。『赤毛のアン』がお好きな方におすすめです!

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP