著者 : 阿泉来堂
逆行探偵2 烏間壮吾の憂鬱な推察逆行探偵2 烏間壮吾の憂鬱な推察
ちっぽけな探偵事務所を営む私立探偵・烏間壮吾。 「天使」と「悪魔」を名乗る二人組の手違いにより、壮吾は半ば強引に彼らの仕事である「魂の選別」を代行することに。「魂の選別」は、死亡した人間の魂を天国へ送るか地獄へ送るかを選別するというもので、死者についての数少ない手がかりから判断しなくてはならない。壮吾は探偵業の傍ら、憂鬱な使命を遂行する日々を過ごしていた。 ある日、謎めいた女性から「婚約者の身辺調査をしてほしい」という莫大な報酬が得られる依頼が舞い込んでくる。尾行対象は、清廉潔白を絵に描いたような、ごく平凡な好青年だったが…。 壮吾は調査を進めるうちに、世間を騒がせている「首切りマニア連続殺人事件」にも大きく関わっていく。 阿泉来堂の新境地『逆行探偵』シリーズ第2弾!
逆行探偵 烏間壮吾の憂鬱な使命逆行探偵 烏間壮吾の憂鬱な使命
しがない私立探偵・烏間壮吾の足元に横たわっているのは、後頭部から血を流した自分自身だった。戸惑う壮吾のもとにやってきた、自分のことを「天使」と言い張るくたびれたサラリーマン風の男性と、「悪魔」と名乗る美しい女性。彼らの役目は、死んだ人間の魂を天国か地獄のどちらかに運ぶことらしいが、手違いにより壮吾はうっかり死んでしまったと明かされる。生き返る条件は、彼らの仕事である「魂の選別」の代行をすること。半ば強制的に仕事を手伝うことになった壮吾は、様々な事件に巻き込まれていく…。新世代ホラーミステリーの旗手、阿泉来堂の新境地!
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