著者 : 響堂新
超人計画超人計画
突出した眉と顎、大きな舌-末端肥大症の症状を呈する男たち。それがすべての始まりだった。「奇病」の謎を追う日本人医師・佐倉に次々と危険が降りかかり、ブラジル奥地に拉致された佐倉は、ついに謎の人物に対面する。身を隠していた一人の天才科学者が語る人類改造計画とは何か?不気味な巨人兵士を従え、ついに始動した恐怖の計画を、佐倉は阻止できるのか-?南米を熱く揺るがす冒険サスペンス巨編。
血ダルマ熱血ダルマ熱
膨張した変死体は、皮膚が透け、鮮血の中に白骨が見え、どろどろの脳が眼窩から溶けだしていた。高熱を発し、おびただしい出血とともに死を招く魔の奇病とは何か?これは人為か偶然か?アメリカ帰りの若き研究者、高部涼子は真相に迫っていく。連続する変死と最新遺伝子学の闇に隠れた悪とは?新潮ミステリー倶楽部賞・島田荘司特別賞を受賞した現役医師作家による最先端書下ろし推理作品。
紫の悪魔紫の悪魔
鮮血にまみれ、白骨があらわになった死体!自らの肉体を切り刻む女!魔の奇病が突如出現し、日本はパニックに陥る。蔓延する戦慄の病魔とその謎に、気鋭の植物学者、五十嵐雄次が迫る。ボルネオ奥地の伝説と世界の先端医学が交錯した時…次々と起きる奇怪な死の裏側に、とてつもない巨悪が蠢いていた。推理界の巨匠、島田荘司が絶賛した、現役医師が著した第三回新潮ミステリー倶楽部・島田荘司特別賞受賞作品。
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