著者 : 風森章羽
YouTube総登録者数100万人&再生回数9億回突破!! 【ハンドレッドノート公式小説】 眠り姫・恵美まどかが「記憶」を駆使して数々の謎を解く! 「答え合わせをしよう」 「だって仕事したくないんだもん」 恵美まどかは、見たもの全てを記憶する天才。 しかしこの世の何よりも寝ることが好きで、眠り姫とも呼ばれている。 恵美が事務所を抜け出し、喫茶店《ライム》で仮眠をとりながらサボっていると、少女がドアを開けて入ってきた。 亡くなった彼の事故の真相を調べていると言う。 恵美は《ライム》のマスター・康介に言われ、仕方なく少女の話を聞くがーー
「獏憑き」の黒沢彩人は従兄弟の桂輔が社長を務める白木清掃サービスで、悪夢の原因となる穢れを取り除く「夢祓い」を行っている。実家のパン屋を継ぐ夢を絶たれた館平奈々葉、妻子と別れ、占い屋を営む根津邦雄、四歳の娘にどうしても優しくできない笑原香苗ー。獏憑きは穢れを食べるほどに寿命が縮む。しかし彩人には、残された時間でどうしても食べたい悪夢があったー。身近な人にやるせない感情を抱く4人の依頼者たち。“獏”は彼らの夢に入り、劣等感に、罪悪感に、無力感に喰らいつく!
衝動的に、姉の形見のペンダントを、川に放ってしまった「育音」。そんな時に声をかけてきたのが青年「沖田」だった。レンタル役者を生業としている彼に、「育音」は「共犯者」を演じてもらいたいと願う。「沖田」の仕事を手伝い、かかわるうちに、「育音」の想いは次第に変化してー切ない衝撃が胸を打つ、メフィスト賞作家快心の傑作青春ミステリー!
「十年前、白バラが咲く英国庭園で『リーベル』という名の美女に出会った」叔父の思い出話を胸に英国へ留学した青年・佐貴。当のアルグライト伯爵家を訪れるも、そんな庭園も女性も存在しないと一蹴され、敷地内で起きた庭師殺人事件の容疑者にされてしまう。佐貴の無実を信じてくれたのは、伯爵家の跡取り息子にも拘わらず自由を奪われた美少年、アーネストだけでー?
三年間眠ったままの婚約者を目覚めさせてほしい。困り果てた女性からの依頼。恋人が倒れた時、傍らには持ち主を不幸にすると噂される人形があった。制作者は、アーネストの生家、アルグライト家の異端児にして非業の死を遂げた人形師、ジェラール・アンティーニ。事件は人形の呪いのせいなのか?死者が遺した想いを読み解き、生者の心を救い出す「霊媒探偵」シリーズ最新作!
「この電話番号の相手が、霊媒師の助けを必要としているのよ」と、霊感ゼロの喫茶店店主・佐貴にメモを手渡した浜本理佳と名乗る女。佐貴の友人であり由緒正しき霊媒師・アーネストへの依頼だ。電話をかけてみると、浜本理佳は一年も前に自殺したのだという。さらには因縁の人形師の影もちらついて…。
16年前に画家の屋敷から消えた少女を捜してほしいー。霊感ゼロの喫茶店店主・佐貴のもとに舞い込んだ依頼は、友人にして由緒正しき霊媒師・アーネストへのものだった。年に一度の紫陽花観賞会に招かれた二人が見たものは、屋敷内の奇妙な回廊と、奥にあるいわく付きの人形。そこへ不可思議な殺人が起こる!
喫茶店“リーベル”店主の佐貴には変わった友人がいる。誰もが息を呑む美貌の青年、アーネスト・G・アルグライト。名門霊媒師一族の末裔だ。店には霊にまつわる相談事を持って訪れる客が後を絶たない。取り懐しを控えたアパートの大家が持ち込んだのは、一夜を明かした人間に必ず同じ「池の夢」を見せる部屋の謎。現場で二人が目にしたのは、気を失っている美少女で…!?
喫茶店“リーベル”のマスター、竜堂佐貴。彼には“特殊”な友人がいる。名はアーネスト・G・アルグライト。誰もが振り向く美貌を持つ、英国出身の由緒正しき霊媒師だ。ある日、店を訪れた客が佐貴に持ちかけたのは、「死者に紅茶を淹れる」という奇妙な依頼。依頼人は、未来予知の能力を持つ女性が代々生まれる、『視人様』と呼ばれる一族「地守家」の一人だった。首を捻りつつも地守家の屋敷に向かった佐貴だが、そこにはなぜかアーネストの姿が!地守家の土地では二ヵ月前に、女性が不審な死を遂げていた。「自殺」とも「雪女に殺された」とも噂される中、雪女の殺意はアーネストと佐貴にも忍び寄り…!?アーネストと佐貴の因縁が明かされる、急展開の最新作!
由緒正しき英国霊媒師一族の末裔、アーネスト。彼は友人の佐貴が働く喫茶店“リーベル”によく立ち寄るため、店には霊にまつわる悩みを抱えた依頼人が度々訪れる。十一月のある晩、店にやってきたのは「浜本理佳」と名乗る女性。彼女は「この電話番号の相手が、霊媒師の助けを必要としている」と、戸惑う佐貴にメモを渡して立ち去る。しかし、その番号に電話を掛けた佐貴は、思わぬ事実を知らされる。浜本理佳は、一年前に自殺したというのだ。さらに、理佳の交際相手が不審死を遂げたことを知り、アーネストと佐貴は捜査をはじめる。背後にはアーネストと因縁を持つ人形師・三神の影がー?
霊媒師・アーネストのもとに持ち込まれたのは、十六年前、画家・藤村透基の屋敷から消えた少女の捜査依頼。屋敷には渦巻き状の奇妙な回廊があり、最深部には「持ち主の運命を狂わせる」と噂される人形が飾られている。依頼を引き受けた友人のことが気にかかって、若き喫茶店店主の佐貴も藤村邸に同行することに。年に一度開かれる紫陽花観賞会に招かれた二人の前で、新たな殺人事件が発生してしまいー。