著者 : 高野富士雄
むかしむかし、というほどでもない昔。桃から生まれた『ポチ』は、育ててくれたおばあさんにこう言われました。「あんたは、モモから生まれたんだ。鬼退治でもして、このばばやじじにお宝を持って帰って来ておくれ」そう、桃から生まれたからには正義の味方。世のため人のため、おじいさんおばあさんのために、ポチは旅に出るのです。目指すはオニガ島。そこには、巨大な桃の世界樹があり、その実には神秘の力があると言われています。果してポチは英雄になれるのでしょうか?
ぼくは新人マネージャー。今度石井光三オフィスに入社したばっかり。そんなぼくが受け持つことになったのは、かわいい女の子3人組のチャイルズだ。なんとかして彼女たちを一流のスターにするために、ぼくは営業を開始した。スターの条件。それは全国6ヶ所にあるコンサートホールを客でいっぱいにして、ときおにあるときおホールでのコンサートを成功させること。石井光三オフィスの社運をかけて、チャイルズは全国巡業の旅に出る。はたしてチャイルズは、大スターになる事ができるか?
広大な南極大陸の一角、ペンギン王国に未曾有の危機が迫っていた。ウェルダン将軍率いるアマゾネス放国軍が戦争をしかけてきたのだった。圧到的な軍事力にペンギン王国は全くなす術がなく、王女シュナ迄もがさらわれてしまう。アイスキャッスルは陥落寸前。しかし今、南極に勇者が立ち上がった。彼の名はペンギン王国王子、アンデル。そしてサスケ率いるペンギン忍者隊。アンデル達は、南極の守り神、神鯨モビィを目覚めさせ、仲間達を守る為に旅立つ。果してシュナを助けだし、南極大陸に平和を取り戻す事ができるだろうか?白き勇者の伝説が今、記されようとしていた。
コーンウォール王朝の偉大なる王、タイグーン死す。この時、ネコマンマ王国との間に不隠な空気が流れつつあった。亡き王の後をつぐひとり娘のサリアと共に政権をまかされたプーンマルス。長きにわたるネコマンマ族への恨みをはらすため、世間知らずのサリアをだまし、ねこまんま討伐を開始する。次々と追いやられるねこまんま達。ついにネコマンマ国とコーンウオール王朝と大戦争!と思いきや、どこまでものん気なネコマンマ王国は、一人息子の王子、通称「ポチ」と自付役の少年タイトにすべてをまかせ、女王サリアの元へむかわせた。そして、ポチの運命的な旅が始まった。
水口葉子と葉月は一卵生双生児。姉の葉子は知的で優しく、趣味は読書にパソコンというきわめて優等生タイプ。しかし妹の葉月は、好奇心旺盛で活発、しかも怪力の持ち主というおまけつきだった。ある日のこと…、「葉子、わたし決めたからね。芸能界に入って貴也くんのそばにいくのっ」この爆弾宣言にも似た葉月の決心は、葉子の運命までも巻き込んだ。音痴の葉月は、歌手として活動するときは、歌のうまい葉子とバトンタッチするというのだ。かくして、アイドルスター望月貴也に恋した葉月は、『デビューしちゃえばこっちのもんよ。双子なんだから絶対わかんないもんね』作戦を開始。
「くりりんがさらわれた!」夢楽の手を逃れ、ついでに『時間跳躍之機械・タイムマシン』まで奪って現代にもどってきたダイスケ、くりりん、ハカセの3人組に、またまた大事件が持ち上がった。学校の中で、しかも授業中に謎の男にくりりんがさらわれてしまったのだ。歴史の本にでてきそうなその男のせいで、教室中が大さわぎ。先生は卒倒するし女の子は泣き出すし…。いったい、謎が?なんのために…?ダイスケとハカセは、くりりんをさらった男をさがしだすため、時間旅行へと出発した。次元からくり漂流記第2弾タイムマシン冒険号、再・発・進。
ルーニ、チェルト、ポチの活躍によって地層界にもたらされた平和は、つかの間のものであった。“まほろばの壁”が崩れたことによって地層界は天変地異に襲われ壊滅のピンチに瀬したのだ。「地表界に出て新天地を捜すんだ!」使命感に燃えたルーニたちは、かつての戦友ジャムの協力を得て地表界へと旅立った。しかし地表も平和の土地ではなかった。復活したサタンが、かつての地層界と同様に、地表界をも魔物を使って封印しようとたくらんでいたのだ。「宿敵サタンを倒し、地表界に平和をとりもどせ!」敵サタンの根城、さまよえる伝説の“ドラゴン島”を求めて、ルーニたちの新しい冒険の旅が今ここにはじまった!!
いつ終わるともしれない戦いを続けるマントル王朝連邦国とコア王国。ルーニ・シューイは、マントル王朝連邦国の少年空中隊員として、いつものように出撃したが、“ルシアの谷”上空で奇襲をうけてしまった。ルシアの谷に墜落してゆくルーニ。その先は敵国の領土だ。コア王国スルガール島の周辺に不時着したルーニの命を助けたのは、チェルト・フレイユというひとりの少女だった。戦いのない平和な国があるというチェルトの祖父の言葉を信じ、ふたりは第四世界へ旅立つ。ねこまんまのポチを仲間に、ふたりと一匹の旅が、今始まった。
ダイスケ、くりりん、ハカセは、小学校の仲良しトリオだ。ある日、図書館の掃除をしていた3人は、一冊の古びた本を見つけた。題名は「夢楽発明伝」。ぼろぼろの表紙を開いたときから、大冒険は始まっていた。頭脳明析なハカセの解読によると、その内容は『時間跳躍之機械(タイムマシン)』の製造法だというのだ。3人を乗せたタイムマシン『冒険号』は、時の彼方へと旅立った。ハリキリボーイのダイスケ、可愛くてちょっぴり生意気なくりりん、そしてハカセがくりひろげる、次元を越えたタイムトラベル冒険譚。
主人公の拓也は、好奇心旺盛な中学2年生。ある日、同級生のガールフレンド、真美といっしょに魔法陣を作っていたが、思わぬことからその魔法陣に引きずり込まれ、魔界へと落ちてしまった…。なんとか人間界へもどろうとする、拓也と真美だったが、人間界へのキップを手に入るためには、『ドラゴンラリー』で優勝しなければならない。ひょうきんな魔物、げんさんを仲間に、ゴールのドラゴンマスター城をめざして突っ走れ!
精霊の神オセロが、5千年ぶりに地上に降りたった。平和な人間の世界を創造した神、オセロは、邪悪な妖気に包まれたおぞましい世界に絶句した。天空に浮遊する暗黒要塞には、魔族の総支配者ガルディアンが君臨していたのだ。地上は荒れ果て、裸邪族が占領し、海は腐海と化し、鬼面族によって支配されてしまった…。人々の平和をとりもどすため、暗黒要塞へと向かうヤルセイヤ。果たして、ヤルセイヤはガルディアンを倒すことができるのだろうか!