著者 : 高野秀行
またやぶけの夕焼けまたやぶけの夕焼け
僕はヒデユキ。八王子市立第六小学校に通う小学四年生だ。近所に住むカッチャンと一緒に今日も大自然を駆け回る! 1970年代後半の東京郊外を舞台に少年たちが大活躍する青春小説。(解説/北上次郎)
アジア新聞屋台村アジア新聞屋台村
エスニックな香り溢れるタフで愉快な会社!? 東京にある小さな新聞社エイジアンはアジアの多国籍の人間が机を屋台のように並べて新聞を作っている。そこに迎えいれられたタカノ青年は…。タフで心躍る青春友情冒険物語。(解説/角田光代)
ワセダ三畳青春記ワセダ三畳青春記
家賃12000円。早稲田の超ボロアパート野々村荘はケッタイな住人だらけ。三畳一間の私の部屋は探検部のタマリ場となり…。限りなく「おバカ」な青春を描いた書き下ろし傑作。(解説・吉田伸子)
世界が生まれた朝に世界が生まれた朝に
「マンクンク、おまえは破壊者だ!」「「力」と、「力」に敬意を捧げるタムタムをひっくり返す者」と運命づけられ、大河に、氏族の王に、植民地支配の異人に、そして、自分の社会そのものに挑んでいった永遠の革命児マンダラ・マンクンク。コンゴのとあるバナナ畑で孤独な生を受け、長じては偉大な“ンガンガ”(呪術師)となった男が、半世紀に及ぶ試練の旅を乗り越えて、最後に見たものは…。「知」と「力」を巡る現代アフリカの創世神話。人間の根源に迫るアフリカ大河小説。1988年のブラックアフリカ文学大賞を受賞。
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