著者 : 鮎川哲也
透明な同伴者透明な同伴者
ホストクラブに勤めていた修二が死んだ。遺書らしきメモも見つかった。失恋を苦にした自殺とみなされ解決したかと思われたが…。万全な計画のもと、遺漏なく“完全犯罪”を実行したのは、新進の女流作家・房子であった。すべては順調に…!?表題作他5篇を収めた本格派推理小説集。
鉄道ミステリ傑作選鉄道ミステリ傑作選
トラベル・ミステリ花ざかりの現在、“鉄道”の郷愁をそそられる読者に贈るアンソロジー。本格推理の第一人者、鮎川哲也のセレクトで、有名作家のみならず、主として異色な鉄道小説を収録。ミステリを愛する編者の独自な選択から生まれた傑作作品集である。