著者 : Chum
インチキ聖女と言われたので、国を出てのんびり暮らそうと思います(2)インチキ聖女と言われたので、国を出てのんびり暮らそうと思います(2)
魔王ルシファーを倒し、再び訪れた二人の平穏な日々。そこへフレメアによく似た「もう一人の聖女リール」が現れる。二人は、記憶を持たず怯えてばかりの彼女を保護し、「聖女」としての活動を通して距離を縮めていくが…一方その頃、ある伝染病が猛威を振るっていた。「黒痣病」と呼ばれるその病は、元凶とされる魔物を倒しても収束せず、聖女として癒しを施すフレメアとリールは疲弊していくばかりだった。リールは一体何者なのか?黒痣病とは何なのか?全てが明らかになるとき、物語は急展開を迎える!!
インチキ聖女と言われたので、国を出てのんびり暮らそうと思います(1)インチキ聖女と言われたので、国を出てのんびり暮らそうと思います(1)
祈りで難病を癒し、魔を退け、世に平和をもたらす「聖女」。どんなに賞賛されても奢ることなく、忠実に祈りを捧げて毎日を過ごしていた聖女フレメアに、突如として偽物の烙印が押される。困惑しながらも、追放先で「自分なりの幸せ」をつかもうとするフレメア。小さな街の教会で慎ましくスローライフを送る彼女を支えるべく、冒険者として日々奮闘する護衛騎士ロラン。そんな二人の生活に黒猫チェシャも加わり、平和な日々が続くかと思われたが、そこに魔物の群れが押し寄せー。第2回アース・スターノベル大賞入賞受賞作。
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