著者 : E.C.タブ
最後の惑星ラニアン最後の惑星ラニアン
デュマレストは、地球の手がかりが得られそうな1冊の書物を手に入れた。が、その喜びもつかのま、殺人のぬれ衣を着せられた。刑を逃れるためには、狩りの獲物になるしかない。危機一髪、死地を脱したものの、行く手にはさらに恐怖に満ちた罠が…。はたして彼は地球の座標を知ることができるだろうか。デュマレスト・サーガはついに大詰を迎える。
生命の惑星カスケード生命の惑星カスケード
生まれ故郷「地球」を求めて大宇宙をさまよう、さすらいの渡り者アール・デュマレストは、地球座標の手掛かりを握るタマ・シュノートを捜し、ライカンの奥地へと足を踏み入れた。一方、デュマレストに復讐を誓うカロウム家の当主ミルザもまた、彼を追い、シュノートの館へ向かう…。やがてシュノートが地球座標の情報提供と引き換えにデュマレストに持ち出したのは、惑星カスケードの秘境探索への同行であった。生命の謎を秘めた、そのリザムと呼ばれる秘境からいまだかつて生還したものはいない…。
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